©2019 – SCHUCH Productions – Joparige Films – 127 Wall

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アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
※上映時間や詳細については京都シネマまでお問い合わせください。
www.kyotocinema.jp

11/4(金)~11/24(木)公開
『ソウル・オブ・ワイン』
L’âme du Vin/2019/仏/102分/監督:マリー・アンジュ・ゴルバネフスキー

「神に愛された土地」で世界最高峰のワイン造りに魂を注ぐ人々に迫るドキュメンタリー。
ロマネ=コンティをはじめとする世界最高峰のワインを生み出すワイン愛好家の聖地、仏ブルゴーニュ地方。名だたる畑を守る生産者たちは、なにを思い、なにを考えるのか。ワイン造りの原点やワイン畑と人間の何世紀にもわたる関係に焦点を当てながら、一年の四季を通して行われる生産者たちの血と汗のにじむプロセスを丁寧に映し出す。冬から春、収穫をへて、ワインができるまでの工程は、何世紀も繰り返され、またこれからも黙々と繰り返されるだろう。そして、生産者たちの舞台裏とともに、ワイン界を代表する一流のスペシャリストたちが、その香り高く味わい深い世界の導き手となり、ワインの「真髄」を解き明かす。その言葉の果てしなく広がっていく言語世界がほんとうに美しい。ワインの奥深さを知ると同時に、言葉の宇宙に酔いしれることのできる詩的な一作だ。

11/4(金)~11/10(木)公開
『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台』
PG12/Un Triomphe/2022/仏/105分/監督:エマニュエル・クールコル/出演:カド・メラッド、ダヴィッド・アヤラ、ラミネ・シソコ

予想外のラスト!不条理劇『ゴドーを待ちながら』を演じる囚人たちの大冒険!
囚人たちのための演技ワークショップの講師として招かれた崖っぷちの役者エチエンヌ。サミュエル・ベケットの名作不条理劇『ゴドーを待ちながら』は、待つことばかりの囚人たちのための物語なのではないかと思いつく。そこで、この難解ともいわれる劇とともに、囚人たちと向き合うことに。エチエンヌの情熱は次第に囚人たちや刑務所の管理者たちの心を動かすことになり、難関だった刑務所の外での公演を実現するまでになる…。

『マドモワゼル』『灯台守の恋』などの名脚本家としても知られるエマニュエル・クールコルの監督第二作目の本作は、驚くほど情熱的で、予想外にハラハラし、思いもよらぬところで涙腺をガツンと刺激してくる。ワケあり、クセありの囚人たちのデコボコ集団のやり取りは、ほんとうにおかしくもあり、彼らの消えない過去とこれからのことを思うと悲しく、難しくもある。まさに『ゴドーを待ちながら』の悲劇と喜劇のバランスが、囚人たちの人生を反映させている。人生は不条理だ!ベケット本人もおっかなびっくりのスウェーデンでの実話をフランスが映画化し、大ヒット。カンヌを笑いと涙で包んだ必見作!

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  • 2022-11-04 - 2022-11-24
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
    〒 600-8411
    下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3F 京都市