©1980 Gaumont

©1980 Gaumont

 

アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
※上映時間や詳細については京都シネマまでお問い合わせください。
www.kyotocinema.jp

◆12/30(金)~1/12(木) 『ラ・ブーム』
La Boum/1980/仏/111分/監督:クロード・ピノトー/出演:クロード・ブラッスール、ブリジット・フォッセー、ソフィー・マルソー

◇12/30(金)~1/12(木) 『ラ・ブーム2』
La Boum2/1982/仏/108分/監督:クロード・ピノトー/出演:クロード・ブラッスール、ブリジット・フォッセー、ソフィー・マルソー

*12/31(土)、1/1(日)は休館日です。1/2(月)から通常営業。

フランス・ティーンエイジャーの、ド直球なガーリー・ムービーが再びスクリーンに!

くだらなくも切実な平凡な青春を優しく描き出した80年代を代表する青春映画『ラ・ブーム』とその続編『ラ・ブーム2』が、40周年記念デジタル・リマスター版で上映!13歳のリセエンヌであるヴィックは、バカンス明け早々にパリへ引っ越し。ともだちと居場所を見つけ、マチューとの恋をへて14歳のバースデー・ブームを開催するまでの道のりを描いた1作目の『ラ・ブーム』。“淡い初恋”というテーマで、恋に恋したことがあるひとならだれでもヴィックの「おかしな」行動に優しい微笑みを投げかけながらも当時のことを思い出すはず。青春ラブロマンスとして若い層を狙って公開された本作は、母国フランスだけでなく、ヨーロッパ各国とアジア、日本でも大ヒット!そして2作目『ラ・ブーム2』では、15歳に成長したヴィックがたまたまバカンス帰りの電車で知り合った青年フィリップとくっついたり離れたりしながら、恋に恋をしていた年ごろからどんどんと大人になっていき、パリの街を疾走する。どちらの作品も80年代カルチャーをぎゅっと濃縮させたような作品で、ローラーディスコ、キックボクシング会場や『お熱いのはお好き』を観に出かけた先の名画座では、ダスティン・ホフマン『小さな巨人』が同時上映されていたり、『雨に唄えば』のデビー・レイノルズやシド・チャリシーにヴィックが姿を変えるというイメージショット、ロバート・レッドフォードやジャン=ポール・ベルモンドのポートレイトの登場など、文化的ディティールを観ていくのもたのしいし、ヴィックのわがままにグルになってアドバイスをくれる破天荒なひいおばあちゃんとの会話は最高に笑える。そして、なにより、「ソフィー・マルソーのアイドル映画」ということばに負けず、ヴィック演じるソフィー・マルソーの魅力が大爆発。くるくると変わっていく陽気な表情やちょっとだけわがままで、傷つきやすいこころをもつヴィックを等身大に演じたソフィーをみるだけでも一見の価値あり。珠玉のガールズ・ムービー2作はぜひ劇場で。

12
30
01
12
  • 2022-12-30 - 2023-01-12
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
    〒 600-8411
    下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3F 京都市