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アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
www.kyotocinema.jp

『GRETA グレタ』
11/8(金)-12/6(金) 4週間
Greta/2018/アイルランド、米/98分/監督:ニール・ジョーダン/出演:イザベル・ユペール、クロエ・グレース・モレッツ

地下鉄に置き忘れられた小さな女性もののカバンを落とし主に届けた主人公フランシス。親切心からはじまったまさかの運命に戦慄!落とし主の未亡人グレタとつかのまの友情を築くフランシスだったが、彼女の顔は次第に狂気のストーカーへと変貌していく。
サイコパスな未亡人を怪演してみせたのは、『ELLE』でもその演技力を発揮し絶賛されたイザベル・ユペール。『ELLE』でみせた予測不可能な演技力は、本作でも圧倒的だ。正統派美人のカトリーヌ・ドヌーヴや憂いをたたえたジャンヌ・モロー、パリジェンヌの象徴としてのシャルロット・ゲンズブール。フランスにはたくさんの名女優たちが存在するが、イザベル・ユペールの演技にはそれがどんなに地に足がつかないような役柄でもリアルな人物像へと変えてみせる力を備えている。クロード・シャブロルの『沈黙の女』ではすでにその不気味さを演技に醸し出しているし、『ELLE』ではあまりの怪演が話題になり、京都シネマにもお客さんが殺到。そればかりでなく、あたしがとびきり好きなのは、ミア・ハンセン=ラヴの『未来よ、こんにちは』。人生の岐路にたたされた中年女性の自己再発見を軽やかに演じてみせた。狂気をたたえた異常な人物だけでなく、どこにでもいそうな女性を演じきってみせるのもお手の物なのだ。彼女が名監督たちに圧倒的な支持を受けるのは、彼女の演技力ゆえなのだろう。そのことがこの映画『GRETA』をみてもうかがえる。ニューヨークの片隅で孤独を抱え、どこか幸が薄そうな未亡人の狂気が次第にあらわになり、追い込んでくる恐怖、ワルツにあわせてくるくる踊りながら殺人を犯すグレタの姿は、ほんとうにあった怖い話みたいだ。また、大女優イザベル・ユペールに引けをとらない、純粋な演技が人々を惹きつけるフランシス役にクロエ・グレース・モレッツ。その親友エリカを演じるのは、斬新なホラー映画『イット・フォローズ』で注目されたマイカ・モンロー。ふたりの友情もみどころだ。

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  • 2019-10-26 - 2019-12-06
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
    〒 600-8411
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