©Delante Productions – Photo Séverine BRIGEOT

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アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
※上映時間や詳細については京都シネマまでお問い合わせください。
www.kyotocinema.jp

 

『私は確信する』
2/12(金)-3/4(木)*2/16(火)は休館日

Une Intime Conviction/2018/仏/110分/監督:アントワーヌ・ランボー/出演:マリーナ・フォイス、オリヴィエ・グルメ、ローラン・リュカ、フィリップ・ウシャン、インディア・ヘア

“ヒッチコック狂の完全犯罪”とメディアがセンセーショナルに報じて、物議を醸した未解決事件を映画化した本作。嘘をついているのは誰なのか?犯罪か、または冤罪か?こじれた裁判の行方を破格のスリルと臨場感に満ちたストーリーティリングで追った本作は、口コミでどんどん広がり、フランスでは40万人動員の大ヒットを記録した。

2000年2月、フランス南西部トゥールーズ。38歳の女性スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもを残して忽然と姿を消した。夫ジャックに殺人容疑がかけられるが、明確な動機がなく、決め手となる証拠は見つからない。ジャックは第一審で無罪となるがすぐさま検察に控訴され、翌年の第二審で、再び殺人罪を問う裁判が行われる。シングルマザーのノラは、息子の家庭教師をしていたジャックの娘のことをおもい、捜査に協力することに。敏腕弁護士デュポン=モレッティに弁護を懇願。自らも助手となり、250時間の電話記録を調べていくことに…。

疑惑だらけの証人たちと対峙する白熱の法廷シーン、真実を求めて事件にのめりこむ主人公のノラ…。裁判の内外で繰り広げられるスリリングな展開は見逃せない!そういったエンターテイメント性とあわせて、フランスの司法制度の問題点や「正義感」という危うさも容赦なく炙り出す。未解決の事件に挑む敏腕弁護士モレッティに扮するのは、ダルデンヌ兄弟『息子のまなざし』の名優オリヴィエ・グルメ。運命を決するクライマックス、渾身の弁論シーンは圧巻だ。正義に取りつかれ、真実に翻弄される110分。お見逃しなく。

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  • 2021-02-01 - 2021-03-04
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
    〒 600-8411
    下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3F 京都市