©Les Armateurs / Production Champion Vivi Film / France 3 Cinéma / RGP France / Sylvian Chomet

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アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
※上映時間や詳細については京都シネマまでお問い合わせください。
www.kyotocinema.jp

『シンプルな情熱』
7/2(金)~7/29(木)
R18+/Passion Simple/2020/仏、ベルギー/99分/監督:ダニエル・アービッド/出演:レティシア・ドッシュ、セルゲイ・ポルーニン、ルー=テモー・シオン、キャロリーヌ・デュセイ、グレゴワール・コラン

年下男性との愛の体験を赤裸々に綴り、衝撃を呼んだベストセラー小説『シンプルな情熱』(アニー・エルノー)を映画化。欲望のままに動くヒロインには、『若い女』で注目を浴び期待を集めるレティシア・ドッシュ。ヒロインと不倫の関係を結ぶ魅惑の恋人役をセルゲイ・ポルーニンが熱演。ドキュメンタリー『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』でタトゥーに覆われた麗しい肉体を披露したが、本作でも惜しげなく魅力を振りまいている。

パリの大学で文学を教えるエレーヌは、あるパーティでロシア大使館に勤めるアレクサンドルと出会い、そのミステリアスな魅力に強く惹かれ、たちまち恋に落ちる。いままで通り、大学での授業をこなし、読書も続け、友だちと映画館へも出かけたが、心はすべてアレクサンドルに占められていた。年下で気まぐれ、既婚者でもあるアレクサンドルからの電話をひたすら待ちわびる日々の中、エレーヌが最も恐れていたことが起きてしまう…。

抗えない恋におちた二人の行方、寄るべなき恋愛。知性を仕事にする女が、知性を脱ぎ捨てたときにあらわれる完璧なまでの甘美さと、人生でいちばん醜いすがたに、わたしたちも抗えないはず。恋という魔物をあざやかに描き出す傑作。

『ベルヴィル・ランデブー』
7/23(金)~8/12(木)
Les Triplettes de Belleville/2002/仏、他/80分/監督:シルヴァン・ショメ

伝説の傑作アニメーションを再上映!極めて個性的、毒気ふんだん!愛しい孫をさらわれたおばあちゃんとちょっとどんくさい愛犬がマフィアを壊滅させるというおかしくもカッコイイフレンチアニメの傑作。

両親を亡くした孤独な男の子シャンピオンはおばあちゃんと暮らしている。孫を不憫におもうおばあちゃんは、ある日子犬をプレゼントするが、彼がなによりも喜んだプレゼントは自転車。シャンピオンは、自転車レースが大好きだった。時は経ち、おばあちゃんとともに特訓を重ね、青年になったシャンピオンはついにツール・ド・フランスに出場するも、そこで事件は起きる。なんと、孫が誘拐されたのだ!愛犬ブルーノとともにおばあちゃんは、孫奪還の大冒険へ。海を越えてたどり着いた大都市ベルヴィルで、伝説の三つ子ミュージシャンの老婆たちと力を合わせて、難局を乗り切っていく…。

最小限に抑えられたセリフに反比例して、映像が多くを物語り、アニメーションの魅力をあますことなく伝えてくれる。カリカチュアライズされた画風は、ユーモアとグロテスクの一線をぎりぎりのところで保ち、アンバランスな体つき、奇妙な動き、個性的な登場人物は、遊び心たっぷり。そしてなによりもクレイジーな作画に反して、愛というピュアな感情がおばあちゃんとブルーノを突き動かしていく。まちがいなくベルヴィルの世界観にどっぷりはまってしまうこと間違いなし!伝説の三つ子の老婆たち“トリプレット”が奏でる“Belleville Rendez-Vous”は一度聴いたら頭から離れない名曲!20年という時を経てもけっして色あせることのないすばらしい一作だ。

07
02
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12
  • 2021-07-02 - 2021-08-12
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
    〒 600-8411
    下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3F 京都市