第3回 映画批評月間 in 関西：フランス映画の現在をめぐって

© 2019 RECTANGLE PRODUCTIONS –CLOSE UP FILMS -ARTE FRANCE CINÉMA –RTS RADIO TÉLÉVISION SUISSE

フランスの映画媒体、批評家、専門家、プログラマーと協力し、最新の、あるいは知られざるフランス映画を選りすぐり紹介する特集「映画批評月間」。
第3回目となる今回は、ゴダール、トリュフォーらヌーヴェルヴァーグの映画監督を輩出したことでも有名なフランスの映画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」の新編集長マルコス・ウザルと共に行ったセレクションをお届けします。

新世代の映画作家として、それぞれコメディというジャンルの中で独創的な作品を生み出して注目されているソフィー・ルトゥルヌールを特集します。

発見すべき映画作家としては、ジャック・リヴェットが絶賛し、まさにステヴナンに捧げられているパトリシア・マズィの記念碑的処女作『走り来る男』もこの機会にデジタルリマスター版で特別上映します。

批評家たちとのディスカッションも予定しています。一緒に映画を見て、語り合いましょう！

（注）新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、プログラムが予告なく変更される場合があります。最新情報は当ページにてご確認下さい。

◆上映作品

Best of 2019-2020
『叫んでいるなどとは思わないでください』（フランク・ボーヴォワ、2019年）
『バーニング・ゴースト』（監督：ステファン・バチュ、2019年）
『涙の塩』　（監督：フィリップ・ガレル、2020年）
『思春期　彼女たちの選択』（監督：セバスチャン・リフシッツ、2020年）
『8月のエバ』（監督：ホナス・トルエバ、2020年）

ソフィー・ルトゥルヌール特集
『思い出の船乗り』（2011年）
『セックス・アンド・ザ・フェスティヴァル』（2013年）
『奥様は妊娠中』（2020年）

出演作品

『走り来る男』パトリシア・マズィ（1988年）

セルジュ・ダネーを巡って
『現代の映画作家シリーズ　ジャック・リヴェット　夜警』クレール・ドゥニ（1990年）

◆ゲスト

ステファン・バテュ（映画監督）

シャルロット・ガルソン（「カイエ・デュ・シネマ」副編集長）予定

海老根 剛（表象文化論）

廣瀬 純（映画評論家）

木下千花（映画学専攻）

ソフィー・ルトゥルヌール（映画監督）

◆上映日程と会場

大阪：4月24日（土）～30日（金）シネ・ヌーヴォ

京都：5月7日（金）～13日（木）出町座

【重要：出町座での上映時間変更についてのお知らせ 】(2021.4.27更新）
京都府への緊急事態宣言の発出に伴い、5月7日（金）～5月13日（木）に予定しております出町座での上映は、各回の開始時間を変更して実施いたします。変更後の開始時間は、当ページ下部のリンクより各作品の紹介ページをご確認ください。なお、5月7日（金）～5月9日（日）に実施予定のトークはすべてオンラインで実施いたします。ゲストの登壇はございません。また、5月7日（金）の「ジャック・リヴェット、夜警」の上映前作品紹介は中止させていただきます。
出町座 公式サイト https://demachiza.com/ 

チラシをダウンロード

主催：アンスティチュ・フランセ日本
共催：シネ・ヌーヴォ、出町座
助成：アンスティチュ・フランセパリ本部/アンスティチュ・フランセ日本　映画プログラム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オフィシャル・パートナー：CNC、笹川日仏財団、TV5 MONDE

特別協力：Bart.lab、カイエ・デュ・シネマ、一般社団法人コミュニティシネマセンター、フィリップ・ガレル、ヴュッター公園
フィルム提供及び協力：ベンディタ・フィルム・セールズ、エチェ・フィルム、ラテンビート映画祭、パスカル・ラモンダ、ラ・トラヴェルス、ワイルド・バンチ、同志社大学今出川校地学生支援課

第3回 映画批評月間 in 関西：フランス映画の現在をめぐって