フランス在住のジャーナリストであり、フランスに関する数々の著書を執筆している山口昌子氏。
政府要人、官僚、メディアに知識人等、幅広い人脈を活かした取材により、ミッテランからマクロンまで、五代にわたる歴代大統領の動静やフランス社会を30年以上にわたって間近で見つめてきました。今回のトークでは、各大統領に関する興味深いエピソードが複数取り上げられます。フランスの現代史のみならず、激動の国際情勢の中にある今のフランスを、より深く理解する機会ともなることでしょう。

 

トークの内容:

各大統領の印象的な事件の紹介。ミッテランの場合は、湾岸戦争への参加の言葉とマーストリヒト条約締結時の会見のバラ色の頬。シラクの場合は核実験再開と2002年再選時の82%以上の得票率など。

 

書籍:

・パリ日記―特派員が見た現代史記録1990-2021 (全5巻)(藤原書店)

・大統領府から読むフランス300年史 エリゼ宮の権力亡者たち (祥伝社黄金文庫)

・パリの福澤諭吉 – 謎の肖像写真をたずねて(中央公論新社
※フランス語版あり 『Fukuzawa Yukichi à Paris Le Voltaire japonais(L’Harmattan社)

 

山口昌子のプロフィール:

慶應義塾大学文学部卒、仏政府給費留学生としてパリ国立ジャーナリスト養成所(CFJ留学。

産経新聞で教養部、外信部などを経て1990年から2011年まで産経新聞パリ支局長。

その後、フリーで仏在住。

 

 

 

日程:2023年6月17日(土)16:00-17:30

会場:関西日仏学館(大阪)

言語:日本語のみ

入場無料、予約不要

 

 

06
17
  • 2023-06-17 - 2023-06-17
  • 16:00 - 17:30
  • 入場無料
  • 関西日仏学館(大阪)
    天神橋2-2-11 阪急産業南森町ビル9階 大阪市北区