
関西日仏学館(京都)では、新進アーティストや日仏文化関係の方々に館内のスペースを提供し、支援を行っています!
ワークショップやワークスペース、展覧会、パフォーマンスなど、多様なプロジェクトが、ハイブリッドな空間で実現しています。
今回は、オレリー・カルレの設立した京都の新しいギャラリー Zen Houseを迎えて、フランス人写真家セバスチャン・シロドーの作品を5月30日~6月4日に展示します。
日時:5月30日(火)~6月4日(日)10:00~18:00
オープニング:5月30日(火)17時~ 入場無料
会場:関西日仏学館(京都)3Fサロン
セバスチャン・シロドーは、Sony Musicで音楽系の出版の分野でキャリアを積んだ後、ビデオゲームの分野で活動し、フランス国立美術館連合がリリースした初めてのプレイステーション1用のゲームである「Versailles 1685」を制作しました。やがて写真撮影と文筆活動に軸足を移し、フランスの各海岸を巡った後に初の著書「Bord de mer(海辺)」を上梓しました。2017年、父親の記憶が薄くなっていくのと同時に、子供のころから探検してきたある岩を撮影することを決めました。2年間にわたって制作されたその写真作品は、「Le Passage(ル・パッサージュ)」と題したシリーズとして2019年に発表されました。2020年春、最初のロックダウン期間中には、「chercher Vincent (フィンセントを探して)」シリーズにおいて印象派の画家たちの跡を捉えた後、同様の粘り強さで、木と、木から呼び起こされるインスピレーションに着目しました。続いて、アワガミ・アーティスト・イン・レジデンスの招聘作家に選出され、「五大」の哲学についての5作品から成るシリーズ「遠い / Tōi」を制作し、同作品は2020年に四国で展示されました。2021年にはレーベル[MEM]を立ち上げ、ソノシート付き写真集「Aller à l’Arbre (木に行く)」を刊行。同年、1955年に創設されたフランスの写真賞「ナダール賞」のファイナリストに選ばれました。
instagram @delavolvo
Zen House Galerie(ゼンハウスギャラリー)
京都市左京区にあるZen House Galerieは、芸術を通してアーティストやアート愛好家など様々な人が交流をする実験的なギャラリー。若手からベテランまで国内外のアーティストの展覧会を数多く企画している。
Aurélie Carlet(オレリー・カルレ)
Zen House Galerie 代表。京都を拠点に活動するキュレーター兼アートプロデューサー。中国や香港などアジア諸国で20年間を過ごし、2015年より日本に定住。アジアと日本の文化やアートに興味を持つようになり、2021年にZen Houseを設立。
instagram @zenhousegallery

- 2023-05-30 - 2023-06-04
- 10:00 - 18:00
- 入場無料
- 075-761-2105
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関西日仏学館(京都)
〒 606-8301
左京区吉田泉殿町8 京都市 京都府