©1962 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS RESERVED.

©1962 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS RESERVED.

 

アンスティチュ・フランセ関西は、フランス映画をさらに身近に感じてもらい、様々な企画を通してフランス映画に親しんでもらうために、京都シネマと文化交流協定を締結しています。
京都シネマでは、クラブ・フランス会員証(有効期限内のもの)のご提示により、下記の映画を割引料金にてご覧頂くことができます。
※上映時間や詳細については京都シネマまでお問い合わせください。
www.kyotocinema.jp

 

5/13(金)~5/26(木)『気狂いピエロ 2Kレストア版』
Pierrot le Fou/1965/仏/110分/監督:ジャン=リュック・ゴダール/出演:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ
5/20(金)~6/2(木)『勝手にしやがれ 4Kレストア版』*2K上映
A Bout de Souffle/1960/仏/90分/監督:ジャン=リュック・ゴダール/出演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ

2021年の9月にジャン=ポール・ベルモンドが亡くなった。日本では、昨年から、2回にわたって行われた特集上映「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」で、ベルモンドの新たな一面を発見、または再確認し、あらゆるカッコイイの原点として、なによりもエンターテイナーとして類まれな才能を持っていると再評価されているところであったので、とても悲しい気持ちになった。しかし、やっぱりフランス国民の大スター、ベルモンド!異例の国家追悼式典のその豪華さたるや!ついつい笑顔になってしまうまでもがベルモンドっぽいというか…。そんなこんなで、日本初公開から60周年の『勝手にしやがれ』と50周年の『気狂いピエロ』が、あざやかな色彩をまとってスクリーンに登場します!破滅的で道化のようなベルモンドは、ある意味、彼の出演作の中では異色でありながら、日本ではいっとう知られる名作の2本。

ベルモンドへの哀悼をこめて。みなさまお見逃しなく!

『気狂いピエロ』
*ゴダール、長編10作目にして到達した、映画史に刻まれる永遠の大傑作。空と海が溶け合う真夏の美しい地獄のもと、愛と冒険と死の逃避行が疾走する!
*あらすじ:金持ちの妻との生活に辟易しているフェルディナンと偶然子守りとしてやってきたかつての恋人マリアンヌ。ふたりは、一夜を共にするも、翌朝、見知らぬ男の死体を発見する。事情が分からぬまま、彼女の兄がいるという南仏に向かうが、やがてマリアンヌはフェルディナンに嫌気がさし…。

『勝手にしやがれ』
*自動車泥棒とアメリカ人留学生の型破りな恋愛模様を描いたゴダールの初長編作。即興演出や手持ちカメラでの撮影など映画の既成概念を打ち破った不滅の金字塔。
*あらすじ:自動車泥棒のミシェルは、マルセイユからパリへの逃走中に、咄嗟に警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、かつて一夜を共にした留学生のパトリシアに会いにいくが、記者志望の彼女はミシェルの誘いを蹴り、新聞社の男に会いに行く。翌朝、新聞に警官殺しとして顔が載ったミシェルは…。

05
13
06
02
  • 2022-05-13 - 2022-06-02
  • 00:00
  • 1800円、クラブ・フランス会員1500円(同伴者2名まで)
  • 075-353-4723
  • 京都シネマ
    〒 600-8411
    下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3F 京都市