Diplôme Universitaire de Français Langue Etrangère (DUFLE)
フランス語教師養成講座

日本国内のフランス語教師、日本でフランス語教師を目指す方のための特別集中講座

 

Diplôme Universitaire de Français Langue Etrangère

DUFLEは在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ東京、フランスのメーヌ大学共催の特別講座で、講座修了者には証書が授与されます。

この証書はフランスの大学のFLE(外国語としてのフランス語教授法)リソンス(学士)資格に相当し、証書取得後は大学のマスター1(修士課程1年目)に進むことができます。

DUFLEは主に大学課程を修了した日本人のフランス語教師でFLEの能力を高めたい方やFLEの証書取得を目標とする方が対象です。

この講座の集中講義は理論、方法論、実践、異文化理解からなるユニットで構成され、日本人学習者の特性と日本におけるフランス語教育の問題を考慮した内容となっています。

集中講義は2013年8月26日から9月13日までアンスティチュ・フランセ東京で行われます。日本で有数の優秀なフランス人・日本人の講師陣が授業を担当します。

DUFLE受講ご希望の方は、2013年3月1日~5月25日の期間中に応募書類(フランス語で作成した履歴書・志望動機書)をメールで dufle@institutfrancais.jp まで送付して下さい。書類選考を行い、選考通過者には6月上旬頃連絡いたします。なお、今年度のDUFLE受講料は約15万円の予定です。

 

日本でフランス語教師の研修が必要な理由

外国語教師になるための初期学習や生涯学習に関する問題は私達の活動の中心を占めています。特に日本では今日、若年層のフランス語学習者が減少しており、様々な理由でこの問題は非常に重要で欠かせないものとなっています。

 

「研修は必要ですが、その理由や方法は?」Diplôme Universitaire de Français Langue Etrangère (DUFLE)

まず倫理の問題があります。好奇心を持ち、正直に「分かりません」と言えること、疑うこと、グループで研究すること、他者のために・また他者から学ぶことなど、教師という職業には情熱が欠かせないことを理解する必要があります。

フランス語を教えることは理論と実践を連結させることでもあります。すなわち方法論の歴史と進化を学び、新しい教材や実践法、学習の主な過程を知り、独自の方法論に自信を持ち、間違いを恐れないこと(過ちも学習のうち)です。

そして教授法は技術の結集です。ツール(言語に関するヨーロッパ共通参照枠、デジタル学習、電子黒板)の使い方の他に、クラス内での技術(移動、コミュニケーション、遊戯、リズム、身振り手振りなどの効果的な使い方)を習得します。

2008年、在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセ東京・横浜、ル・マンのメーヌ大学は初のDUFLE講座を実施しました。

DUFLEは、SJDF(日本フランス語教育学会)SJLLF(日本フランス語フランス文学会)が行う研修と補完関係にあります。DUFLEの証書は世界でも認められ、フランスの大学資格と同等の価値があります。

3週間の集中講義・2ヶ月の通信教育と論文執筆から成るユニット形式のこの講座を受講すれば、FLEのリソンス(学士)と同等で、マスター1(修士 課程1年目)に進学可能な証書を取得できます。この講座の内容は証書以上に充実したものとなっており、日本ですでにフランス語教師の職についている方、将 来フランス語教師を目指す方の実際の教師生活に大変役立つことでしょう。この講座のプログラムは大学や語学学校での日常的な問題に対する明快な解決法が網 羅されています。

2008年より62名のDUFLE受講者が日本で証書を取得しました。

上記の情報はフランス語ページの要約です。詳細は Diplôme Universitaire de Français Langue Etrangère (DUFLE) フランス語ページをご覧下さい。