アンスティチュ・フランセ関西(京都・大阪)は、2023年4月1日より、名称を「関西日仏学館」に改めることとなりました。京都では1927年の設立当初より使われていた馴染みのある名称です。
弊館の歴史と未来において重要な意味を持つ「日仏」の文字を再び掲げ、新しくも歴史ある名前のもと、大阪・京都の二拠点において、これからも設立当初と変わらぬ使命を果たして参ります。
生まれ変わる「関西日仏学館」を、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

◎ 現在の名称: アンスティチュ・フランセ関西
◎ 新名称:   関西日仏学館
◎ 名称変更日: 2023年4月1日より

 

全国のアンスティチュ・フランセも名称を旧称に変更致します。

◎ 在日フランス文化機関ネットワーク
本部:在日フランス大使館文化部/アンスティチュ・フランセ
支部:東京日仏学院、横浜日仏学院、関西日仏学館、九州日仏学館、沖縄日仏学館、ヴィラ九条山

 

関西日仏学館の歩み

 

1927年 関西日仏学館 九条山に創設
京都市山科区(九条山)に最初の関西日仏学館が創設され、日本で最初の、フランス政府が運営するフランス語学校が京都に誕生しました。
※東京日仏学院の設立は1952年

 

 

 

1936年 現在地に移転、新校舎を建設
東一条に新しい校舎を建設(現在の建物)。
フランスより多くの調度品が贈られ、落成式が華やかに行われました。

 

 

 

 

戦時中~”平和の小島”として活動を継続
特高による厳しい監視下に置かれながらも、関西日仏学館は強い使命感を持って語学・文化活動を継続しました。

 

1945年 軍需工場として接収される
1945年春、建物が島津製作所の軍需工場として接収され、夏には職員2名が特高警察により理由なく投獄されました。※建物は1945年10月に返還

 

1992年 ヴィラ九条山設立
関西日仏学館の最初の校舎の跡地に、フランス政府のアーティスト・イン・レジデンスである「ヴィラ九条山」が設立されました。

 

2003年 関西日仏学館 改装工事、リニューアル・オープン

 

 

2009年 館内に在大阪・神戸フランス総領事館が移転
大阪市内のフランス総領事館が、関西日仏学館館内に移転。
以後、総領事が館長を兼務し、二つの組織は緊密に連携しながら活動しています。

 

 

 

 

2012年 「アンスティチュ・フランセ関西」に名称変更
フランス文化ネットワークの再編により、関西日仏学館はアンスティチュ・フランセ日本(本部はフランス大使館文化部)の関西支部となり、「アンスティチュ・フランセ関西」に名称を変更しました。

 

 

2013年 「大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズ」を統合
南森町の大阪日仏センター=アリアンス・フランセーズが、アンスティチュ・フランセ関西に統合されました。
以降、関西では京都と大阪の二拠点で活動しています。

 

 

 

2023年4月 「関西日仏学館」に名称変更

 

 

 

2027年 創立100周年