2019年10月8日(火)19:00-20:45

アングレーム国際漫画祭において金のフォーヴ最優秀作品賞を2回受賞するという快挙を遂げたバンド・デシネ作家にして、映画監督でもあるリアド・サトゥフ。1978年生まれで幼年期をリビア・シリア・フランスで過しました。自伝的作品『未来のアラブ人-中東の子ども時代(1978-1984)』(鵜野孝紀訳、花伝社)の日本語版刊行を記念して、北九州市漫画ミュージアムで行われるリアド・サトゥフとパリを最もよく知る日本の漫画家じゃんぽ~る西との対談に先駆け、アンスティチュ・フランセ九州にて10月8日(火)19時より、リアド・サトゥフ監督の『ジャッキーと女たちの王国』を上映します。

 

長編監督2作目である『ジャッキーと女たちの王国』(2014年)では、女性主権の独裁体制の下、男性はおとしめられ、つねに女性への服従と尊敬を強いられます。リアド・サトゥフが描き出した不平等の世界は、男女平等の概念に新しい視点をもららします。

 

『ジャッキーと女たちの王国』

2014年/フランス/フランス語/90分/ 日本語字幕 /コメディ

監督:リアッド・サトゥフ

出演: シャルロット・ゲンズブール、ヴァンサン・ラコスト、ディディエ・ブルドン、アネモーヌ、ノエミ・ルヴォヴスキー

粗筋:ブブン民主主義共和国では、女性が権力を掌握し、命令、戦争をし、男たちはベールを被り、家事をしている。彼女たちの中にジャッキーは、20歳の男の子で、この国の他の独身者同様、手の届かない空想を抱いている:それは将軍の娘である大佐と結婚し、たくさんの女の子を産むことだ。将軍がその娘の夫探しのために、大舞踏会を開催することになったが、ジャッキーには事は上手く運ばない、義理の家族たちに邪魔され、彼の夢は少しづつ遠のいて行くのだった・・・

 

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  • 2019-10-08 - 2019-10-08
  • 19:00 - 20:45
  • 入場無料・要予約
  • お問い合わせ・ご予約:アンスティチュ・フランセ九州(Tel : 092-712-0904)
  • アンスティチュ・フランセ九州5F多目的ホール
    中央区大名2-12-6 福岡市

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