作家紹介/ オンライン対談/ 作品/ビデオインタビュー

 

 


作家紹介

 

レティシア・コロンバニは映画監督、脚本家、女優。監督作品の2作(『愛してる、愛してない…』と『スターと私』)の他に、演劇の脚本も手掛ける。イタリア、インド、カナダの3人の女性の運命を描いた彼女の初の小説『三つ編み』
は、2017年5月にグラッセ社より刊行後、驚異的な成功を収めた。フランスと海外で文学賞を受賞し、多くの国で翻訳出版され、著者自身の脚本で映画化が進められ、さらに絵本にもなった。日本では2019年に早川書房から刊行された。その後もレティシア・コロンバニは、女性にオマージュを捧げ、励ますため執筆を続けている。本年出版された第二作『彼女たちの部屋』は、困難な人生を抱える女性が身を寄せる保護施設「女性会館」を描いている。本作は刊行されるやベストセラーの仲間入りをし、日本では今春早川書房より出版された。


オンライン対談 レティシア・コロンバニと中江有里

11月21日(土)

18:00-19:30

 

レティシア・コロンバニと中江有里はそれぞれ映画とテレビのために脚本を書き、中江は演じ、コロンバニは監督を務めました。彼女たちの映画をめぐる絆はとても強いものですが、本と読書は彼女たちにとって必須のものであり、二人とも小説を書こうと決心したのです。この対談で二人の作家は文学、映画、そして自身の経験を通して、女性たちの勇気を人々に理解させ、それを知らしめることの重要さについて話し合います。本イベントは「ヨーロッパ文芸フェスティバル2020」と連携しています。

司会 : 浜田敬子(Business Insider Japan統括編集長)

 

©オフィスクレヨン

中江有里

女優・作家。1973年大阪府生まれ。法政大学卒。
89年芸能界デビュー。数多くのTVドラマ、映画に出演。
2002年「納豆ウドン」で第23回「NHK大阪ラジオドラマ脚本懸賞」で最高賞を受賞し、脚本家デビュー。NHK BS2「週刊ブックレビュー」で長年司会を務めた。
映画『学校』、『風の歌が聴きたい』などに出演、2020年7月31日『海辺の映画館-キネマの玉手箱』が公開。
著書に『わたしの本棚』(PHP研究所)、『残りものには、過去がある』(新潮社)、『トランスファー』(中央公論新社)など。
現在、報道番組のコメンテーターや読書に関する講演、小説、エッセイ、書評も多く手がける。 文化庁文化審議会委員。
2020年より、歌手活動を再開。

 

 

対談はアンスティチュ・フランセ日本のユーチューブのページにて御覧いただけます。

言語 : 日本語ーフランス語

対談は、アンスティチュ・フランセ日本のYoutube で直接ライブ配信されます。

フランス語でのご視聴は、アンスティチュ・フランセ日本の下記のフェイスブックページURLにて。

対談と同時にフェイスブック中継が始まります。

https://www.facebook.com/IFJTokyo

 

日本語でのご視聴は、アンスティチュ・フランセ日本の下記のユーチューブのページにて。

対談と同時にユーチューブ中継がはじまります。
https://www.youtube.com/user/instituttokyo/featured

 

アンスティチュ・フランセ九州5F多目的ホールのスクリーンにてオンライン対談のライブ配信を行います。お申し込みは10月1日から。

お申し込み先:アンスティチュ・フランセ九州(Tel : 092-712-0904)

 


作品

彼女たちの部屋   齋藤 可津子 訳     早川書房

現代パリ、40歳になるソレーヌは弁護士のキャリアに全てを捧げて来たが、ある朝均衡を失い仕事に行けなくなる。燃え尽き症候群に陥った彼女は、困窮する女性たちが暮らす「女性会館」でボランティアとしての使命を引き受けることにする…1925年パリ、救世軍のトップ、 ブランシュ・ペイロン は社会から排除された全ての女性たちに隠れ家を提供しようと構想する。「女性会館」と名付けて彼女は奮闘する。「女性会館」は、困窮する女性のためのヨーロッパ最大規模の施設として今日まで続いている。レティシア・コロンバニは、この唯一無二の場所の存続を願い、過去と現在において奮闘し今も闘う女性にオマージュを捧げ、重なり合う物語を描く。

 

 

 

 

 

三つ編み   齋藤 可津子 訳     早川書房

3人の女性、3つの人生、3大陸。インド。不可触民のスミタは、娘には悲惨な状況を抜け出して欲しいと願い、学校に通わせることを夢見る。 シシリー島。ジュリアは父親の工場で働いている。父が事故に遭い、家業が倒産の危機にあることを知る。 カナダ。辣腕弁護士として評判のサラは、所属する弁護士事務所のトップに昇進しようとしていたが、重い病を得ていることに気付く。スミタ、ジュリア、サラは、彼女達を深い所で不思議な形で結びつけるものを知らずに、運命に従うことを拒み、闘うことを決断する。響き合う人間性が、希望と連帯の三つ編みを編んでいく。『三つ編み』は36カ国語に訳され、2017年女性経済文学賞、2018年クリスタルグローブ賞など20以上の国内外の文学賞を受賞している。

 

 

 

 

 

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ビデオインタビュー

 


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  • 2020-11-21 - 2020-11-21
  • 18:00 - 19:30
  • お問い合わせ・ご予約:アンスティチュ・フランセ九州(Tel : 092-712-0904)