2020年6月26日(金)19:30~21:00(日本時間)

~ ポストコロナ、フランスと欧州から見える日本の行方、そして人の生き方と働き方

新型コロナ危機の前から、日本を含め世界には2つの大きな変化の流れがありました。人の生き方と働き方、そして社会・経済・企業経営のありかたに関する2つの潮流です。1つは「ルネサンス」です。 つまり、人の価値観・生き方・働き方の再考と復活で、その多くは日本人が従来から持つ価値観や生活様式と重なるものです。もう1つは「イノベーション」です。特に、デジタル技術やデータの利用による革新です。

こうした中、今回のパンデミックは、この2つの潮流の融合と対立のすみ分け、社会と人の生き方や働き方のヌーヴェル・ノルム(新常態)づくりを加速させる機会を世界的にもたらしています。

本講演では、どのようなルネサンスの流れが以前からあったのか?これらの流れが、今後どのようにテクノロジーと融合や対立をもたらすだろうか?社会と経済がどのようなヌーヴェル・ノルムになってゆくのか?これに対し、個人として今からどう対応すべきか?

この壮大であると同時に私たちの日常生活に直接的な影響を与えるテーマについて、パリより永田公彦氏の見解を伺います。長年にわたり世界と日本の動きを国際事業経営コンサルティング、グローバル人材育成教育、学際的な研究の現場から俯瞰してきた同氏が、現在フランスや欧州で巻き起こる論争も交え、多角的かつ独自の視点に立ち皆様にお伝えします。

 

講演の流れ

  • 連帯(Solidarité)と公民精神(Civisme)の勝利
  • 公衆衛生に対する格差のインパクト
  • 世界で加速するルネサンスと日本人の伝統的な生活様式
  • テクノロジー(DX、AI、ロボット…)は、目的ではなく社会進歩に向けた手段
  • 人の文化-変わるものと変わらぬもの
  • 自身の文化的コンフォートゾーンを拡げるということ

 

使用サービス:オンライン会議ツール「Zoom」

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講師:永田公彦(略歴)

NAGATA GLOBAL PARTNERS代表(国際事業・経営分野の調査・コンサルティング・教育)
INALCO フランス国立東洋言語文化学院 非常勤講師
レギュラーコラムニスト(日本経済新聞~ダイヤモンドオンライン)

フランスを拠点に、世界各地でフォーチュン・グローバル500企業をはじめ数多くの国際企業(一部日系企業)に、国際経営・事業・組織コンサルティング、及びリーダーシップ、異文化マネジメント研修を行う。リヨン第2大学非常勤講師、北九州市立大学特任教授、パリ第9大学非常勤講師を歴任。

西南学院大学(文学部)卒業後、JTB(本社及び海外旅行部門マネジャー等)を経て、96 年フランスに 拠点を移す。MBA(EMリヨン)を取得後、リヨン商工会議所(アジア担当マネジャー)、仏系中堅医療機器メー カー(COO企業再生ミッション)、欧州系調査コンサルティング会社を経て 2003 年より現職。

「日本人こそ見直したい、世界が恋する日本の美徳」等の著書、執筆、講演、学会発表、メディア取材・出演多数。

永田公彦オフィシャルサイト
https://www.kimihikonagata.com/

 

主催 : アンスティチュ・フランセ九州-沖縄

 

 

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26
  • 2020-06-26 - 2020-06-26
  • 19:30 - 21:00
  • 料金:500円
  • お問い合わせ:アンスティチュ・フランセ九州(Tel : 092-712-0904)