西洋美術史:カラッチ一族
カラッチ一族のなかで最年長で、イタリア最初の美術アカデミーの一つを創始したルドヴィコ・カラッチの作品を中心に観ていきます。フィレンツェやヴェネツィアを旅し、巨匠の作品から学んだ彼は、トレント宗教会議の精神を反映した、劇的で明解な、直接人々の心に訴えかける宗教画を描きました。

ルドヴィコ・カラッチ『メディアの魔術』
フランス美術史:ルイ・ル・ナン
ル・ナン兄弟は、今日では、二コラ・プッサン、ジョルジュ・ド・ラトゥールと並んで、17世紀フランスを代表する画家とみなされています。現在約75作品が彼らに帰属されていますが、作品には「ル・ナン」と記されているのみで、確実にルイ、マチュー、アントワーヌの3人のいずれの手によるものか特定することは難しいとされて来ました。
2017年ルーヴル美術館ランス別館で開催された大回顧展で、「知られざる天才ルイLouis, un génie méconnu」にアトリビュートされた作品を主に鑑賞していきます。

ルイ・ル・ナン『ウルカヌスの鍛冶場のヴィーナス』
講師:小栁由紀子
芸術工学博士
2015年フランス教育功労章受章
ルーヴル美術館管轄 国立高等教育機関 エコール・ド・ルーヴル出身
講座名 | テーマ | 日程 | 時間 | 受講料 クラブ・フランス会員 |
受講料 一般 |
西洋美術史 | カラッチ一族 | 土(4/10、17、24、5/8) | 13:00-14:00 | ¥8,000 | ¥8,800 |
フランス 美術史 |
ルイ・ル・ナン | 木(5/20、27、6/3、10) | 19:00-20:00 | ¥8,000 | ¥8,800 |
※ 3日前までにお支払いください。お支払い後のキャンセルはできませんのでご了承ください。
※ 受講料は全回分のトータル料金です。年会費は必要ありません。
お申し込みはオンラインブティックから。

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