第17回カイエ・デュ・シネマ週間

第17回カイエ・デュ・シネマ週間
ジャン・グレミヨン特集

 

主催:アンスティチュ・フランセ日本
会場:アンスティチュ・フランセ東京、横浜、京都、福岡
開催時期:2014年1月・2月
ゲスト:ヴァンサン・マケーニュ(俳優、映画監督、舞台演出家)

 

今回で17回目を迎える「カイエ・デュ・シネマ週間」は、新世代の才能溢れる若い監督、俳優たちにフォーカスして最新のフランス映画をご紹介します。新しい作風を作り出そうという熱意を持ち、様々な困難を切り抜けながら前進している新世代の映画人たち。彼らの中心にいて、若手監督から引っ張りだこの俳優で、日本でもギヨーム・ブラック監督の『女っ気なし』、『遭難者』が公開され、人気上昇中のヴァンサン・マケーニュを特別ゲストとして迎えます。

この特集ではフランス映画の中で(再)発見すべきクラシック作品、作家も紹介してきましたが、今回は「呪われた映画作家」ジャン・グレミヨンを東京フィルメックスに引き続き特集します。「フランス映画におけるもっとも美しく、厳しく、愛情に満ちた、つまり最高のもの」(ステファン・ドゥロルム)と評されるグレミヨン作品を一挙ご紹介します。

 

ヴァンサン・マケーニュ プロフィール

1978年生まれ。コンセルヴァトワール(フランス国立高等演劇学校)卒業。舞台演出家として活躍後、映画俳優、監督として活動の幅を広げる。いまフランスで最も注目されている俳優の一人である。舞台演出家としては、2011年アヴィニヨン演劇祭で発表した『ハムレット』を脚色した『少なくとも美しい死体を残すだろう』が話題をよぶ。映画では、フィリップ・ガレルの『灼熱の肌』のほか、ギヨーム・ブラック、ジュスティン・トリエ、セバスチャン・ベッベデ、アントナン・ペレジャコら新世代の映画監督たちの作品に次々に出演し、その独特の魅力で一気にファンを増やし、2013年のカンヌでも人気をさらった。現在、自身の監督作の傍ら、出演作として、ミア・ハンセン=ラヴ、ルイ・ガレル、ヴァンサン・マリエットの作品が待機している。

 

上映予定作品

フランス映画最新作:

  • 7月14日の娘(アントナン・ペレジャコ)

ジャン・グレミヨン特集

  • アンドレ・マッソンと四元素
  • 燈台守(1929年)
  • 愛慾(1937年)
  • 不思議なヴィクトル氏(1938年)
  • 曳き舟(1941年)
  • 高原の情熱(1943年)
  • 白い足(1949年)
    ほか

 

この特集は下記の日程で、アンスティチュ・フランセ日本の各都市を巡回予定です。

 

MyFrenchFilmFestival

2014年1月17日~2月17日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MyFrenchFilmFestival.com は、フランス映画制作者のショーケースとして革新的なコンセプトで作られたものです。

2014年1月17日から2月17日まで、フランス映画ファンは本映画祭のすべての映画にオンラインでアクセスできます。10本のフランス語長編映画と10本のフランス語短編映画がコンペティション部門に出品されます。視聴者はすべての映画を評価でき、サイトにコメントを残すことができます。

 

フェスティバル初日(1月17日)は、「シェルブールの雨傘」(ジャック・ドゥミ監督)が無料で視聴できます!

 

 

コンペティション部門長編

(7月14日の娘) la Fille du 14 juillet、Antonin Peretjatko監督
(ウェイ・ホーム 〜息子への想い〜) J’enrage de son absence、 サンドリーヌ・ボネール監督
(オーギュスティーヌ) Augustine、Alice Winocour監督
(ギャロップ) Au galop、Louis Do de Lencquesaing監督
(ハッピー・ウエディング・イン・メンドーサ) Mariage à Mendoza、Édouard Deluc監督
(モバイル・ホーム) Mobile Home、François Pirot監督
(リトル・ライオン ~明日へのゴール~) Comme un lion、Samuel Collardey監督
(僕とコプトとマリア様) la Vierge, les Coptes et moi、Namir Abdel Messeeh監督
(探偵ポーリーヌ) Pauline détective、 Marc Fitoussi監督
(森に生きる少年~カラスの日~)le Jour des corneilles、Jean-Christophe Dessaint監督