© Aude Arago

 

アーティストNSDOSによる
テクノ・ハッキングのレクチャー

 

日時:2月24日 (日)
レクチャー:15時/ライブ:18時

参加料:前売:2500円、当日3000円

NSDOSはジャンルを超えた創作活動を行う、ユニークなアーティスト。彼は機械と自然、そして身体との間に関係を構築します。NSDOSは他のアーティストのように音を録音するのではなく、センサーや3Dカメラでダンサーの動きや川の流れ、木々に吹く風をとらえます。集められたデータは、彼自身が考案したソフトウェアのアルゴリズムにちりばめられ、自然の動きに音楽的な生命を吹き込みます。NSDOSはテクノロジーと自然界にあるものの間に橋を架け、両者の間にポエジーを生み出します。
その音楽世界を探るため、新しいテクノロジーを駆使した創作過程を、プロジェクトを例にとりながらNSDOSが説明します。

※本レクチャーは、ビデオや画像、特殊な機械やソフトの実演を通して行われます。
※17時より、伊東篤弘によるマスタークラスがあります。

※レクチャーの後にはライブがあります。
出演:NSDOS、伊東篤宏VELTZ、田所淳、Galcid & VJ Scott Allen、DJ 置石

 

NSDOS(本名キリクー・デス)はダンスを学んだ後、自身の動きを乗せるための音作りを試みました。そこで必要となったのが、抽象化による音楽のオルタナティブなアプローチ、そして新しい音の枠組みを想像することでした。音作りに際してNSDOSは、シンプルなソフトで作曲するだけでは満足せず、自分自身のメディアを作りたいと考えました。古いサウンドカードをカスタマイズした未来派のインストルメント、ゲームボーイのエミュレーター。あるいは、シュールレアリスト・マシーンに息吹を与えるために解剖され、そして再び集められたメタルの破片。こうしたハイブリッド的ツールを手に、彼はテクノの直線的な構造を解体するのです。炸裂するリズムも、歪められた音も、その本質に戻されます。NSDOSは自身の生まれたパリでこうした音の冒険物語に着手し、その後ベルリンで発展させました ― ベルリンは彼にとっての巨大な研究室で、そこで新たな領域の実験が可能となったのです。

https://kagurane.com/schedules/view/1094

Digital choc

 

02
24
  • 2019-02-24 - 2019-02-24
  • 15:00 - 20:30
  • Kagurane
    神楽坂6丁目48TOMOS神楽坂ビルB1F Tokyo

<<