©Neon Rouge Production

第7回アフリカ開発国際会議(TICAD7)の一環として、国際交流基金、外務省、ユネスコが主催する公式サイドイベント「越境するアフリカ映画-新たな連携をめざして」が8月29日に横浜で開催されます。シンポジウムには、映画監督の河瀬直美を含む日本からのパネリストも登壇し、アフリカ映画の現状と可能性について意見を交わします。

シンポジウムに先立ち、ルワンダ出身のジョエル・カレケジ監督による『密林の慈悲』が日本で初上映されます。ルワンダ、フランス、ベルギーの共同製作である本作は、アフリカ最大の国際映画祭であるワガドゥグ全アフリカ映画祭(FESPACO)で、2019年のエタロン・ドール(グランプリ)および、最優秀男優賞を受賞しています。

『密林の慈悲』は、1998年のコンゴとルワンダの国境キヴ州を舞台にした作品。第二次コンゴ戦争が激化する中、ルワンダ軍の英雄ザビエル軍曹と若い兵士のフォスティンは本隊を見失ってしまう。孤立したふたりはアフリカ大陸で最も広く、鬱蒼とした、危険なジャングルを支援なくさまよう事に。餓えと渇き、病いに苦しんだ彼らは彼ら自身の、そして暴力によって荒廃した土地の苦痛に直面することになる…。1985年生まれのルワンダの新星ジョエル・カレケジによる長編2作目。

『密林の慈悲』は、フランス国立映画センター(CNC)とアンスティチュ・フランセが共同で運営する助成システム「シネマ・デュ・モンド」、およびアンスティチュ・フランセの「ラ・ファブリック・シネマ」プログラムの支援を受けて製作されました。

 

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  • 2019-08-29 - 2019-08-29
  • 18:00 - 21:35
  • 入場無料
  • 横浜ブルク13
    〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1−7 コレットマーレ 横浜