アレクサンドル・デスプラ&ソルレイ

数々の映画音楽を手がけ、名だたる賞を受賞しているデスプラがはじめて手がける室内オペラ「サイレンス」。2019年2月にルクセンブルクで世界初演し、3月にはパリで上演された作品が、開館65周年を迎える神奈川県立音楽堂の室内オペラ・プロジェクトとして早くも日本で初演されます。

川端康成の短編『無言』を原作とした本作品は、ルクセンブルクを拠点に活躍する現代音楽アンサンブルの「アンサンブル・ルシリン」の演奏に、フランスで活躍する永田鉄男が撮影監督を務めた映像という豪華なラインナップです。

アンスティチュ・フランセ東京では、今回の来日に際し、自身のルーツからこれまでに手がけた映画音楽のお話、今回のボーダレスな新感覚オペラの創作のきっかけ、公私ともにパートナーであるソルレイとの共同作業などをたっぷり語ります。是非ご観劇の前にご参加ください。

「サイレンス」公演情報はこちらから。

 

アレクサンドル・デスプラ(作曲・台本・指揮)

デスプラフランス/パリ出身。映画音楽の作曲家としてヨーロッパのアート作品からハリウッド大作まで幅広く手がけ、グラミー賞、ゴールデングローブ賞で音楽賞を多数受賞している。2005年、『真夜中のピアニスト』でベルリン国際映画祭銀熊賞とセザール賞を受賞した。また、2006年の『クィーン』、2008年の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、2010年の『英国王のスピーチ』でアカデミー賞にノミネートされている。2014年の『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー賞を初受賞。『シェイプ・オブ・ウォーター』はゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、アカデミー賞作曲賞を受賞。

ソルレイ(台本・演出)

ソルレイアレクサンドル・デスプラの公私ともにパートナーであるソルレイ(ドミニク・ルモニエ)は、デスプラ作品の演奏を多く手がけるトラフィック・クインテットのヴァイオリニストであり、CD録音なども多く手がけた。現在はオペラや室内楽などにおいて、演出、ステージデザインやアートディレクションなど活動の領域を広げ、多岐に渡って活動している。

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  • 2020-01-23 - 2020-01-23
  • 19:00
  • 入場無料
  • フランス語・日本語(通訳付き)
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
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