哲学・ワークショップでは、ある文章、引用文、画像などから出発して、司会者の案内のもと、参加者同士が先入観なしに、自由に、フランクに、日本語で意見交換をしつつ、それぞれ自分の考えを問い直し、深化させ、より明確にしていきます。哲学的思考にかなり慣れている方も、単に興味がある、好奇心が湧くという方も、ふるってご参加ください。予備知識は必要ありません。

 

2020年の冬学期に予定している計5回の哲学ワークショップで、司会者兼ガイドの私が参加者の方々に提示する討論のテーマと、各テーマにおける主要な問いかけは以下のとおりです[1]。

 

01月21日(火)

テーマ:言語活動

問い:「言葉はわれわれを事物から遠ざけるか?」

 

02月04日(火)

テーマ:芸術および美的判断

問い:「美について、意見の一致は可能か?」

 

02月18日(火)

テーマ:労働

問い:「労働は人間にとって解放か? それとも隷従か?」

 

03月03日(火)

テーマ:宗教

問い:「宗教と迷信の間に違いはあるか?」

 

03月17日(火)

テーマ:歴史

問い:「『いずれ歴史の裁きが下るだろう』と言うことは、正しいか?」

 

 

[1] ここにテーマとして挙げた諸概念は、フランスの高等学校最終学年の「哲学」の授業で(特に文系クラスでは必ず)取り上げるよう規定されている諸概念です。来る春学期の哲学ワークショップでは、「時間」、「技術」、「理論と経験」、「物質と精神」、「真実」などにアプローチする予定です。

 

 

予約とお支払いはPEATIXのみです。当日はチケットの販売はできません。

 

〔時間〕:各回18:00-20:00 〔料金〕:各回1000円

〔場所〕:東京都新宿区市谷船河原町15 アンスティチュ・フランセ東京
〔使用言語〕:日本語(司会者が必要に応じてフランス語の単語や、その語源のギリシア語・ラテン語などを紹介することはあり得ます。)

司会者:堀 茂樹

フランスの思想と文学を専門とする慶應義塾大学名誉教授。「アンスティチュ・フランセ東京」講師、市民の勉強会「オイコスの会」共同代表。小説家アゴタ・クリストフ(『悪童日記』他)や人類学者エマニュエル・トッドの翻訳者としても知られている。最新の著述は「新自由主義の人間観、あるいは有限性の忘却」、「主権の現況――英国、フランス、日本」などの評論(いずれも『表現者クライテリオン』最近号に所収)。近訳書に、ヴォルテール『カンディード』(晶文社)、E・トッド『問題は英国ではない、EU なのだ』等がある。

01
21
03
17
  • 2020-01-21 - 2020-03-17
  • 18:00 - 20:00
  • 1000円
  • 日本語のみ
  • 03-5206-2500
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都