哲学・ワークショップでは、ある文章、引用文、画像などから出発して、司会者の案内のもと、参加者同士が先入観なしに、自由に、フランクに、日本語で意見交換をしつつ、それぞれ自分の考えを問い直し、深化させ、より明確にしていきます。哲学的思考にかなり慣れている方も、単に興味がある、好奇心が湧くという方も、ふるってご参加ください。予備知識は必要ありません。

2019 年の秋学期に予定している計5回の哲学ワークショップで、司会者兼ガイドの堀・茂樹先生が参加者の方々に提示する討論のテーマと、各テーマにおける主要な問いかけは以下のとおりです。*

10 月08 日(火)
テーマ:主体
問い:「主体であることは、人間にとって、自己の主人ないし支配者であることか?」

11 月05 日(火)
テーマ:意識
問い:「私は、私自身(=私がそうであるところのもの)の責任者か?」

11 月19 日(火)
テーマ:知覚
問い:「知らないもの(=われわれがその概念を有していないもの)を知覚することは可能
か?」

12 月03 日(火)
テーマ:無意識
問い:「『無意識に行動してしまいました』と言い訳することは可能か?」

12 月17 日(火)
テーマ:他者
問い:「他者の視線を恐れるべきか?」

*ここにテーマとして挙げた諸概念は、フランスの高等学校最終学年の「哲学」の授業で(特に文系クラスでは必ず)取り上げるよう規定されている諸概念です。来る冬学期の哲学アトリエでは、「文化」領域の諸概念、すなわち言語、アート、労働と技術、宗教、歴史などにアプローチする予定です。

予約とお支払いはPEATIXのみです。当日はチケットの販売はできません。

 

〔時間〕:各回18:00-20:00 〔料金〕:各回1000円

〔場所〕:東京都新宿区市谷船河原町15 アンスティチュ・フランセ東京
〔使用言語〕:日本語(司会者が必要に応じてフランス語の単語や、その語源のギリシア語・ラテン語などを紹介することはあり得ます。)

司会者:堀 茂樹

フランスの思想と文学を専門とする慶應義塾大学名誉教授。「アンスティチュ・フランセ東京」講師、市民の勉強会「オイコスの会」共同代表。小説家アゴタ・クリストフ(『悪童日記』他)や人類学者エマニュエル・トッドの翻訳者としても知られている。最新の著述は「新自由主義の人間観、あるいは有限性の忘却」、「主権の現況――英国、フランス、日本」などの評論(いずれも『表現者クライテリオン』最近号に所収)。近訳書に、ヴォルテール『カンディード』(晶文社)、E・トッド『問題は英国ではない、EU なのだ』等がある。

10
08
12
17
  • 2019-10-08 - 2019-12-17
  • 18:00 - 20:00
  • 1000円
  • 日本語のみ
  • 03-5206-2500
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都