DE L'OR AU BOUT DES DOIGTS「まほうの手」
子どものためのプチ・アトリエの展覧会

会期:2015年6月3日(水)~6月14日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ東京

 

プチ・アトリエとは?
毎週水曜日、16時から17時30分にアンスティチュ・フランセ東京で行っている、オードレー・フォンドカーヴによる子どもを対象としたアートのアトリエです。
(参加する子どもたちの話す言語に応じながら、フランス語あるいは日本語で行っています。)

オードレー、あなたはだれですか?
私はフランス人アーティストです。マルセイユの国立美術学校と大阪大学で学びました。美術学校に在学中の頃から、子どものためのワークショップを行っています(つまりずいぶん前からということになりますが、私の年齢を当てようとしても無駄です!)。書籍や雑誌や展覧会などのプロジェクト、そのほかさまざまなアート活動を行っています。

プチ・アトリエではどんなことをするの?
絵を描いたり、デクパージュやコラージュ、映画や3Dの作品をつくったり、粘土あそびやデッサンや、そのほかさまざまなことを行います。
また、アーティストの名前や、芸術運動、技術用語など、アートに関する知識や用語も学びます。

それは難しいのではないかしら?
もちろん難しいです!簡単なことだったら、やらないでしょう!アトリエでは、脳細胞を働かせる必要があります。そして鍛冶屋をしていた私の祖父が言っていたように、「鍛冶屋になるのは実際に鍛冶をしながら」なのです!
もちろん難しいことばかりではなく、楽しいぬり絵や、絵を描いたり、笑いあったりもします。さらに、普通と異なるちょっと変わったことにも挑戦します。題名を探したり、人間のからだをデッサンすることを学びます。描かれたデッサンは針金のようにはみえません。とはいっても、針金を使って作業をすることもあります。

何のためにしているの?
何のためですって?もちろん楽しむためです。楽しみながら学び、考え、創造し、解決方法を探し、子どもたちの持っている才能を使いながら探究し、発見し、作るのです!

でも、それが何の役に立つの?
「人は誰しも、創造する能力を生まれながらに備えている。芸術は、その枠組みと実践を通して、子供たちの自発的な創造活動を促してくれる。芸術教育が、文化的背景がもたらす特徴を踏まえながら、子供たち各々に創造性と自発性、豊かな想像力、情動的知性、道徳的価値、批判精神、自立性、思考と行動の自由を育むことは、研究によって明らかにされている。さらに、芸術教育あるいは芸術を活用した教育は、子供たちの認識の発展を促し、子供たちの欲求および彼らが生きる現代社会の必要性に最もよく合致した学びを可能にする。」
(ユネスコ芸術教育世界会議から抜粋/UNESCO)

オードレー・フォンドカーヴ

06
03
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  • 2015-06-03 - 2015-06-14
  • 03 5206 2500
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京都