(フランス /2005年/182分/35ミリ/モノクロ/日本語字幕付)
出演:ルイ・ガレル、クロティルド・エスム、ジュリアン・リュカ、キャロリーヌ・ドゥリュアス=ガレル、モーリス・ガレル

1968年5月、パリ。20歳になったばかりのフランソワは、兵役を拒否し、街に出て行く。そこには、彼と同じく、失うものはない若者達が大勢いた。それから1年後、彼らは再び集い、アヘンを吸ったり、音楽を聴いたりしながら、無為な時間を過ごす。ある日、フランソワは、彫刻家を目指す美しい女性リリーと出会い、恋に落ちる。彼らの関係は、永遠に続くかと思われたが……。
2005年ヴェネチア映画祭 銀獅子賞受賞(監督賞)・オゼッラ賞(技術貢献賞)
「この作品は、久しぶりに(おそらく『水晶の揺かご』のウォーホルのファクトリー的な作風以来)、ガレルにとって、集団が描かれた映画、共犯関係にある仲間たちの映画なのではないだろうか。この作品に出演しているのは、彼が教鞭を執る国立演劇学校の学生たちであり、彼らはこの作品の肉体を構成し、ガレルは、彼らによって、最も広がりのある波長、つまり偉大なるフォルムに到達している」。フィリップ・アズーリ

 

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  • 2014-10-03 - 2014-10-03
  • 18:30
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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