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『“太陽”を売った少女』
(1998年/セネガル、フランス、スイス/45分/ウォロフ語/Blu-ray/英語字幕付)
監督:ジブリル・ジオップ・マンベティ
出演:リッサ・バレラ、タイルウ・ムバイェ、ウモウ・サンブ
ダカールの街頭では、新聞を売るのは昔から男の子と決まっていた。家族を養うため、街で物乞いをしていた義足の少女シリは「男の子にできるなら、女の子にだってできるはず」と、新聞売りの世界へと飛び込んでいく…。貧しさや世間の厳しさと同時にストリート・チルドレンたちの躍動する生命力を描いた本作は、国際的にも高い評価を受けていたセネガルの映画作家マンベティの遺作。未完に終わった短篇3部作『普通の人々』の第2作目の作品。

 

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『ラーン』
(2012年/ジブチ、フランス/26分/Blu-ray/英語字幕付)
監督:ルラ・アリ・イスマイル
出演:ファトゥマ・ムハメッド・ジャーマ、ファルドゥーサ・ムウサ・ウゲー、ルラ・アリ・イスマイル

 

スアドとふたりの幼なじみウバとアヤンは、子どもの頃からカットのことを知っていた。穏やかな陶酔と麻痺のような感覚をもたらすこのカットという葉は、ジブチでとても人気がある。小柄で華奢なスアドは気難しいところがあり、自分にふさわしい男性に巡りあえずにいた。また、ウバにはカットに依存気味の夫がいて、そのことが夫婦を互いに遠ざけていた。もうひとりの幼なじみアヤンは、結婚生活でも人生一般においても幸せな女性と言えるのだが…。カットがジブチの社会、経済の中心に居座り、この3人の幼なじみの人生に揺さぶりをかける。

 

 

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  • 2015-04-19 - 2015-04-19
  • 17:30
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京都

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