(日本/2000年/217分/35ミリ/モノクロ)
監督:青山真治
出演:役所広司、宮崎あおい、宮崎将、斉藤陽一郎、国生さゆり、光石研
福岡県のある地方都市でバスジャック事件が起こり、生き残った運転手の沢井と、中学生の直樹と小学生の梢の兄妹は心に深い傷を負ってしまう。それから2年後、町に戻った沢井は、家庭が崩壊しふたりきりで暮らしていた兄妹と彼らの従兄の秋彦と一緒に共同生活を始める。ところが時を同じくして、町では連続通り魔殺人事件が発生。疑いの目を向けられた沢井は、小さなバスを手に入れ、直樹たちと人生をやり直す旅に出る……。第53回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞及びエキュメニック賞、ベルギー王立フィルムアーカイブ・グランプリ受賞作品。
「青山が検証しようとしているのは、追放、喪、死者たちの記憶から出発して、映画自体がその力を再び駆使し、逃走線を再び描き、砂漠化した空間=時間に入り込み、有限、あるいは無限なる枠を作り直す映画の持つ力なのだ。」ティエリー・ジュス、「カイエ・デュ・シネマ」
フィルム提供:東京テアトル株式会社
06
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- 2015-06-21 - 2015-06-21
- 17:30
- 開場:20分前
- 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
- アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
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