Akerman 5-2Chantal Akerman, début des années 90

c) Jean –Michel Vlaeminckx/ Cinergie

 

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1975年、シャンタル・アケルマンは傑作『ブリュッセル 1080 コメルス河畔通り23番地 ジャンヌ・ディエルマン』を撮り、映画に革命を起こしました。その後も、短編、長編、フィクション、ドキュメンタリー、実験映画、文学の脚色など、様々なジャンルで新しい映画の形態を探求し続け、現代映画の可能性を率先して見出しました。その結果、ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サント、トッド・ヘインズ、アピチャッポン・ウィーラセクタン、ミヒャエル・ハネケなど彼女の影響を受けた監督は後を絶ちません。
2015年10月に惜しまれながらもこの世を去ったシャンタル・アケルマンを追悼すべく「第19回 カイエ・デュ・シネマ週間」にて特集を行います。第8回 恵比寿映像祭(2016年2月11日(木)~2月20日(土))では新作の『No Home Movie』が日本初上映されます。
また、「カイエ・デュ・シネマ」ニューヨーク特派員で、これまでもシャンタル・アケルマンの映画を紹介してきた映画批評家、映画監督であるニコラ・エリオットの講演会も予定しています。

 

「彼女の作品群すべてが結びついていて、叙事詩を思わせるような壮大な一本のフィルムのようだ。」ジョナス・メカス

「『GERRYジェリー』や『エレファント』、『ラストデイズ』を撮ったとき、彼女から受けた影響はかけがえのないものだった。」ガス・ヴァン・サント

「アケルマンの作品を発見したのは大学時代で、最初に見たのが『ジャンヌ・ディエルマン』だった。それは、考え方、見方、映画を構想する方法を変えるような体験のひとつだった。(…)そのほか、『家からの手紙』、『アンナの出会い』、『私、あなた、彼、彼女』などにも非常に感動を受けた。」トッド・ヘインズ

*上記の追悼文はフランス日刊紙「リベラシオン」2015年10月6日に掲載された記事の抜粋です。

 

 

 

 

主催:アンスティチュ・フランセ日本
助成:アンスティチュ・フランセパリ本部
アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム オフィシャル・パートナー:CNC、笹川日仏財団、TV5
フィルム提供及び協力:ベルギー王立シネマテーク、シネマテーク・フランセーズ、ドック&シネマ、ユーロスペース、ICAV、シェラック
協力:ベルギー王国大使館、恵比寿映像祭、マーメイドフィルム

 

※本特集は以下の会場でも開催予定です。

  • シネ・ヌーヴォ大阪 2月13日(土)、3月12日(土)~18日(金)
  • アンスティチュ・フランセ関西―京都 2月16日(火)
  • 京都シネマ 3月5日(土)~11日(金)
  • 東京藝術大学 横浜馬車道校舎 4月初旬予定

 

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  • 2016-02-05 - 2016-02-27
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • チケット販売時間:上映当日各回の1時間前から上映開始20分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせていただきます。また、上映開始20分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。


第19回 カイエ・デュ・シネマ週間「シャンタル・アケルマン追悼特集」

2016-02-05 『アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学』
2016-02-05 『東から』
2016-02-06 『東から』
2016-02-06 『アメリカン・ストーリーズ/食事・家族・哲学』
2016-02-07 『家からの手紙』
2016-02-07 『ホテル・モンタレー』、『部屋』
2016-02-12 『芸術省』
2016-02-12 『街をぶっ飛ばせ』、『おなかすいた、寒い』、『8月15日』※上映後、ニコラ・エリオットによるレクチャーあり
2016-02-13 『ブリュッセル、60年代後半の少女のポートレート』
2016-02-13 『私、あなた、彼、彼女』
2016-02-13 『ブリュッセル 1080 コメルス河畔通り 23番地 ジャンヌ・ディエルマン』
2016-02-14 『向こう側から』
2016-02-14 『ゴールデン・エイティーズ』
2016-02-14 『囚われの女』
2016-02-26 『オルメイヤーの阿房宮』
2016-02-27 『オルメイヤーの阿房宮』
2016-02-27 『東から』
2016-02-27 『向こう側から』