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(フランス=ベルギー/1993/110分/35ミリ/カラー/台詞なし)

 

場所の名前が表示されることも、ナレーションもなく、雪に覆われた夜の道や大きな駅で凍えながら重なり合って待っている人々が横移動のトラベリングでとらえる。家の中では蓄音機から感傷的な曲が流れる。ソ連の崩壊後の旧共産主義国の都市、そしてそこに暮らす人々の日常生活についての強烈に心をとらえるドキュメンタリー。
「東欧の人々の顔、私はそれらをすでに知っていて、ほかの顔を思い出させもした。人々の待つ列やいくつもの駅、それらすべてが私の中で反響し、私の歴史の裂け目、想像だけしてきた世界と共鳴していた。」シャンタル・アケルマン

 

 

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  • 2016-02-27 - 2016-02-27
  • 16:00
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京都

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