(フランス/2009年/84分/35ミリ/カラー/日本語字幕)
監督:ジャック・リヴェット
出演:ジェーン・バーキン、セルジオ・カステリット、アンドレ・マルコン、ジャック・ボナフェ
夏の巡業の前夜、小さなサーカスの創業者でありオーナーが突然死去する。シーズンを乗り切るために、団員たちは故人の長女ケイトに参加してもらうように頼む。ケイトは自分のそれまでの生活にブレーキをかけ、一座に15年ぶりに戻ることを決意。そんな時、ひょんなことから彼女はイタリア人のヴィットリオと出会う。ケイトに惹かれたヴィットリオはサーカスに顔を出し、徐々に彼らの生活に溶け込んでいく。やがて彼は、ケイトが十 五年前になぜサーカスを去ったのか、その理由を知ることになるのだった。『地に堕ちた愛』、『美しき諍い女』でタグを組んだジェーン・バーキンを再び迎え、明るい光線のもとに軽妙なタッチで描かれた本作はジャック・リヴェットの遺作となる。
「リヴェットは演劇についての彼の主題を素晴らしい方法で本作反響させる。小品だが、奥深い作品であり、深く取り付かれている作品でさえある。(…)リヴェットの映画術がここまでむき出しに見せられたことはなく、そのことがとりわけ感動的である。」ジャン=マルク・ラランヌ
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- 2016-04-15 - 2016-04-15
- 19:00
- 開場:20分前
- 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
- アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
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