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『出発』
(1968年/イタリア/12分/カラー/デジタル/日本語字幕付)
監督:ジャン=クロード・ビエット
出演:ジュゼッペ・ベルトルッチ、ジャンルイージ・カルデローネ

チュニジアの学校への赴任が決まった男とその友人。二人は車のなかで、レストランで、あるいは外を歩きながら、人生や哲学について会話する。

 

『物質の演劇』
(1977年/フランス/77分/カラー/デジタル/日本語字幕付)
監督:ジャン=クロード・ビエット
出演:ソニア・サヴィアンジュ、ハワード・ヴェルノン、フィリップ・シュマン、マルティーヌ・シモネ、ブリジット・ジャック

旅行代理店で働くドロテは、仕事をしながらも“演劇”という別の世界を夢見ていた。不意に気を失った後、“マチエール劇場”の支配人ヘルマンに見い出され、ヘルマンは、ドロテにシラーの戯曲『メアリー・スチュアート』の役をチラつかせる。ドロテは、がむしゃらに稽古を積むが…。

 

「ジャン=クロード・ビエットは、まだ道徳観というもの、つまり美への感覚を持っていた世代に属していた。そして、ルノワールが言っていたように、それは絶滅に近づいている種のひとつなのだ。」ジャン=マリー・ストローブ

「『物質の演劇』は、文化を消費するの(だけ)ではなく、一人ずつ数えられるということ以外その存在について知られていない「新しい観客」のありうべき誕生と完全に同時代の映画である。」セルジュ・ダネー、『カイエ・デュ・シネマ』1978年2月号(強調は原文より)

 

 

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  • 2016-12-03 - 2016-12-03
  • 15:00
  • 開場:20分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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