(フランス/2018年/97分/カラー/デジタル/フランス語/日本語字幕)

監督:キャロリーヌ・ポギ&ジョナタン・ヴィネル

出演:アオミ・ミュヨック、セバスティアン・ウルゼンドヴスキー、オウギュスタン・ラグネ

ジェシカは闘士であり、母親、魔術師、気高い女神、スターである。ディストピア的世界で、ジェシカは孤立し、愛情を知らず怪物になってしまった子どもたちを救う。彼らはひとつの家族となり、生き残る権利を得られる世界を自分たちで作り始める。ジェシカはゲーム『メタルギアソリッドV』のクワイエットから着想を得ている。本特集で短編2本が紹介される期待の監督コンビ、ポギ&ヴィネルの長編処女作をフランス公開に先駆けて特別上映!

配給:クロックワークス

 

※上映後、以下のゲストを迎えたトークあり。

 

ジュリアン・ジェステール  Julien Gester

2012年よりフランス日刊紙「リベラシオン」のジャーナリスト、映画批評家として活動、現在は同紙の文化部チーフを務める。それ以前は人気カルチャー雑誌「レザンロキュプティーブル」に執筆、またファッション、メディア業界でグローバルに活躍するマリ=アメリー・ソーヴェが2017年2月に創刊したラグジュアリーファッション誌『Mastermind』の編集長、『Grazia』フランス版創刊にも携わる。そのほか、ポンピドゥー・センターやシネマテーク・フランセーズでの講演や、セルジュ・ダネーらが創刊した映画雑誌『トラフィック』、ファッション雑誌『ヴォーグ』、『Acne Paper』、『Vanity Fair』など多種多様な雑誌への寄稿も定期的に行う。フランス、世界各地の映画祭、シネクラブなどでは、日本映画、アメリカのコメディを積極的に紹介、プログラムしている。作曲家でもあり、映画音楽も手がける。

 

五所純子  Junko Gosho

五所純子 文筆家。映画や文芸を中心に、雑誌・書籍・パンフレットなどに寄稿多数。著書に『スカトロジー・フルーツ』(天然文庫)、共著に『1990年代論』(河出書房新社)、『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)など。「月刊サイゾー」にて「ドラッグ・フェミニズム」、「ele-king」にて「幸福の含有量」、i-D Japan webにて「映画の平行線」を月永理絵と連載中

 

大寺眞輔 Shinsuke Ohdera

映画批評家、早稲田大学・日大芸術学部講師、新文芸坐シネマテーク主催、IndieTokyo主催。字幕翻訳。「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」でデビュー。「キネマ旬報」「文學界」などの雑誌や産経新聞、i-D Japanなど、さまざまな媒体で執筆。テレビ出演や講演多数。主著は「現代映画講義」(青土社)「黒沢清の映画術」(新潮社)。ジョアン・ペドロ・ロドリゲス・レトロスペクティヴ開催。2015年から洋画を独自に配給公開。ジャック・リヴェット『アウト・ワン』を日本上映。最新活動や連絡はIndieTokyoホームページで。

IndieTokyo http://indietokyo.com/

新文芸座シネマテーク http://indietokyo.com/?page_id=14

 

結城秀勇  Hidetake Yuki
映画批評、NOBDY編集部、映写技師。「NOBODY」「boidマガジン」「映画芸術」ほかにて映画評を執筆。共編著に『映画空間400選』(2011/INAX出版)。共著書に『映画を撮った35の言葉たち』(2017/フィルムアート社)、『ジョン・カーペンター読本』(2018/boid)など。

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  • 2019-03-29 - 2019-03-29
  • 18:00
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • チケット販売時間:上映当日各回の30分前から上映開始10分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせていただきます。また、上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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