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(2018年/フランス=イスラエル=ドイツ/123分/カラー/デジタル) R15+
監督:ナダヴ・ラビド
出演:トム・メルシエール、カンタン・ドルメール、ルイーズ・シュヴィヨット  ほか

 

「『シノニムズ』は、パリの空っぽのアパルトメントで凍えそうになった裸体と共に、象徴的な死とある誕生によって幕を開ける。物語は、祖国イスラエルからパリへと亡命し、文化、言語、国、すべてを白紙に戻し、未知の場所でゼロから生きることを選んだラビド監督自身の人生から着想を得ており、主役のヨアブは監督の分身であるだろう。本作はラビドがこれまで続けてきた試みのひとつの到達点でもある。それは通常なら詩的なものからほど遠いであろう憎しみや嫌悪の言葉や映像を結びつけ、それらの衝突の中から、そして視線の中から美を導き出すという試みである」。オリヴィエ・ペール
第69回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。

 

*上映後トークあり (ゲスト:五所純子、オリヴィエ・ペール、相澤虎之助)
*都合により登壇ゲストの富田克也が相澤虎之助へ変更となりました。

 

五所純子  Junko Gosho
文筆家。映画や文芸を中心に、雑誌・書籍・パンフレットなどに寄稿多数。著書に『スカトロジー・フルーツ』(天然文庫)、共著に『1990年代論』(河出書房新社)、『心が疲れたときに観る映画』(立東舎)など。「月刊サイゾー」にて「ドラッグ・フェミニズム」、「ele-king」にて「幸福の含有量」、i-D Japan webにて「映画の平行線」を月永理絵と連載中

 

オリヴィエ・ペール Olivier Père
1971年フランス生まれ。ソルボンヌ大学で文学を学んだ後、シネマテーク・フランセーズで、シネマテークの上映プログラムの企画に携わる。その一方で、「レ・ザンロキュプティーブル」誌などで映画批評を執筆。2004年から2009年まで、カンヌ国際映画祭監督週間のディレクターを務め、2008年から2012年までロカルノ国際映画祭のアーティスティック・ディレクターを務めた。富田克也の『サウダージ』、三宅唱の『Playback』、『などはペール氏のセレクションにより同映画祭で世界に紹介された。2012年よりアルテ・フランス・シネマのディレクターを務め、フランスをはじめ、世界中の映画作家の作品を支援し、共同製作している。アルテのサイトにて定期的に映画評を執筆。

 

 

 

 

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  • 2020-03-14 - 2020-03-14
  • 15:30
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円 ※前売り券は Peatix にて2月28日15時よりご購入いただけます。予定枚数完売の場合は当日チケットの販売はない場合がございますので、ご注意ください。
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • チケット販売時間:上映当日各回の30分前から上映開始10分後まで。チケット販売時間内には、当日すべての回のチケットをご購入いただけます。全席自由。整理番号順での入場とさせていただきます。また、上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、固くお断りいたします。
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

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