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(フランス/2018年/96分/カラー/デジタル/日本語字幕)

出演:イザベル・ユペール、ロマン・デュリス、ジョゼ・ガルシア

パリ郊外の高校に勤める内気な物理学の女性教師ジキルは生徒たちから見下されている。ある日、彼女は、実験中に失神し、新しい、神秘的で危険な力を感じるようになる。スティーヴンソンの代表作『ジキル博士とハイド氏』を19世紀後半のブルジョワ社会ではなくパリ郊外、現在を舞台に、男性ではなく女性を主人公に自由に脚色されたボゾンの最新作。

「トリュフォーが『野生の少年』で試みたように、学ぶということを映画でどう描くか、教育の重要性、難しさを見せたかった。そのため、冒頭では主人公はまだにそこに至っていてはならず、ふつうの方法では変えられない状況にいる。そこにスティーヴンソンが介入してくるわけだ。」セルジュ・ボゾン

 

*上映後トークあり(ゲスト:廣瀬純、結城秀勇)

廣瀬純 Jun HIROSE

1971年東京生まれ。1999年、パリ第三大学映画視聴覚研究科DEA課程修了(フランス政府給費留学生)。2004年4月、龍谷大学経営学部講師に就任、現在は同大学同学部教授。映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」(勁草書房)及び仏・映画批評誌「VERTIGO」元編集委員。著書に『資本の専制、奴隷の叛逆 「南欧」先鋭思想家8人に訊く ヨーロッパ情勢徹底分析』(2016、航思社)『暴力階級とは何か 情勢下の政治哲学2011-2015』(2015、航思社)『アントニオ・ネグリ 革命の哲学』(2013、青土社)『絶望論 革命的になることについて』(2013、月曜社)『蜂起とともに愛がはじまる 思想/政治のための32章』(2012、河出書房新社)『シネキャピタル』(2009、洛北出版)『闘争の最小回路 南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(2006、人文書院)『美味しい料理の哲学』(2005、河出書房新社)。

結城秀勇  Hidetake Yuki
映画批評、NOBDY編集部、映写技師。「NOBODY」「boidマガジン」「映画芸術」ほかにて映画評を執筆。共編著に『映画空間400選』(2011/INAX出版)。共著書に『映画を撮った35の言葉たち』(2017/フィルムアート社)、『ジョン・カーペンター読本』(2018/boid)など。

 

監督プロフィール

セルジュ・ボゾン

1972年、フランスのエクス=アン=プロヴァンス生まれ。1988年に初めての長編作『友情』を発表し、その名を知られることになる。次作『モッズ』(2003)では、作風をがらりと変えたミュージカルコメディで反響を呼び、ベルフォール国際映画祭にてレオ・シェア賞を受賞、その他30以上の国際映画祭にノミネートされる。また3年後に発表した、第一次世界大戦を描いたシルヴィー・テステュー主演の『フランス』(2007年)では、ジャン・ヴィゴ賞を受賞、カンヌ国際映画祭の監督週間に招聘される。

その後、イザベル・ユペール、サンドリン・キーベルラン、フランソワ・ダミアン出演によるコメディ『ティップ・トップ ふたりは最高』(2013)を製作、カンヌ国際映画祭の監督週間にて上映。さらにイザベル・ユペール主演の最新作『マダム・ハイド』では、第70回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に選出される。また監督以外にも映画批評家として、「カイエ・デュ・シネマ」、「So Film」などの映画雑誌に寄稿。俳優としても『倦怠』(セドリック・カーン)、『青の寝室』(マチュー・アマルリック)などに出演している。

 

【上映について】
1回の上映につき、他の方と座席ひとつ間隔を空けてのご案内になります。そのため定員数が通常の50%程度になります。また、上映会場内は、上映の合間に換気を行っております。

当面、チケット販売は感染予防面からもPeatix上のみに限らせていただきます。当日、窓口での販売はございませんのでご注意ください。※招待券をお持ちの方は当日受付までお越しください。

09
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  • 2020-09-27 - 2020-09-27
  • 17:00
  • 開場:15分前
  • 一般:1200円 学生:800円 会員:500円 チケットはPeatixにて8月28日(金)15時より発売。窓口販売はございませんのでご注意ください。
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
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