脚本家ジャン=ルー・ダバディのフランス映画への貢献を確認すると共に、今回の追悼特集で上映する同氏が脚本を手がけた3本の作品、『平手打ち』、『夕なぎ』、『うず潮』に主演している3人の偉大なフランス女優たち、イザベル・アジャーニ、ロミー・シュナイダ、カトリーヌ・ドヌーヴ、彼女たちが演じる自由な生き方を求める70年代のフランス女性たちを通して、映画における女性、あるいは日仏両国の女性たち、女性像について、レジス・アルノーが講演します。

講演後にはジャン=ルー・ダバディのご子息、フローラン・ダバディ、アンスティチュ・フランセ日本映画プログラム主任、坂本安美も登壇し、ディスカッションを行います。

 

トークゲスト

レジス・アルノー

1995年より日本在住。仏日刊紙「ル・フィガロ」、週刊経済雑誌「Challenges」の日本特派員。2004年よりフランス・ジャポン・エコー編集長。代表を務める映像制作会社東京ストーリーは舞台『出口なし』(2007年)、映画『CUT』(2011年)、『AWA ODORI PARIS 2015』のイベント(2015年)などを製作している。

 

フローラン・ダバディ

テレビキャスター、ジャーナリスト。仏スポーツ紙「エキップ」日本特派員。サッカー日本代表監督フィリップ・トルシエのアシスタントを務めたことでも知られている。作家・作詞家のジャン=ルー・ダバディを父とし、映画との繋がりも深く、映画雑誌「プレミア・ジャパン」にて1999年から2004年の間、フランス映画祭の取材を担当。2012年には金沢21世紀美術館にて特集「フランスに最も愛された女優、イザベル・アジャーニ」を企画する。2015年には仏映画雑誌「So Film」で北朝鮮製作の怪獣映画『プルガサリ』についてのレポートを寄稿。2020年、初の小説『à revers』がJC Lattès社から発刊された。

 

協力:ファム アクティブ ジャポン

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  • 2020-11-29 - 2020-11-29
  • 14:30
  • 開場:15分前
  • 入場無料。Peatix にて要予約。
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-0826
    15 Ichigaya-funagawara-machi, Shinjuku-ku Tokyo

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