
2022年9月13日、ジャン=リュック・ゴダールが逝ってしまった。フランソワ・トリュフォーが亡くなったとき、ゴダールは、2人の間に激しい意見の相違があったにもかかわらず、「フランソワは私たちを守ってくれた」と記した。「彼のおかげで、私たちはヌーヴェルヴァーグの悪口をあまり言わずに済んだ」と。それから40年近く経ち、ゴダールが絶対的な盾となったのは、芸術としての映画という理念そのものである。彼がいない今日の映画はもろくなってしまうのか、と頭を垂れるよりも、まずはゴダールを体験しよう、人生と同じように、無頓着に飛び込んでいこう、ゴダールが遺した比類なき作品はそう私たちを誘っているではないか。まずは初期の作品から、そして彼の声を聞き、彼の愛した作品たちも発見してみよう!
【上映作品】
ゴダールの愛した作品たち
- 私は黒人(監督:ジャン・ルーシュ、1958年)
- 堕ちた天使(監督:オットー・プレミンジャー、1945年)
ゴダール監督作品
- 勝手にしやがれ (1960年)
- 女は女である(1961年)
- 女と男のいる舗道(1962年)
- 気狂いピエロ (1965年)
- パリところどころ…(1965年)
ゴダール出演作
- パリはわれらのもの(1961年)
【レクチャー】
- 映画のアトリエ 「ゴダールとその批評」 2/11(土・祝)17:00〜18:30 講師:坂本安美 *お申し込みはこちらから。
- 「ゴダールとシネマ=ヴェリテ」2/18(土)13:45 『私は黒人』上映後 講師:須藤健太郎
【上映スケジュール】
2.10(金) | 16:45 | 勝手にしやがれ (90分) |
19 :00 | 気狂いピエロ (110分) | |
2.11
(土・祝) |
11:15 | 堕ちた天使(98分) |
14:45 | 勝手にしやがれ (90分) | |
17:00 | 映画のアトリエ(講師:坂本安美):
第1回「ゴダールとその批評」 (90分) |
|
2.12(日) | 11:30 | 私は黒人 (80分) |
14:30 | 気狂いピエロ (110分) | |
17 :00 | 堕ちた天使 (98分) | |
2.17(金) | 16:00 | パリはわれらのもの (137分) |
19 :00 | 女と男のいる舗道 (84分) | |
2.18(土) | 13:45 | 私は黒人 (80分)
上映後、須藤健太郎によるレクチャー「ゴダールとシネマ・ヴェリテ」あり(約60分) |
17:00 | パリところどころ… (97分) | |
2.19(日) | 11:45 | 私は黒人 (80分) |
14 :45 | パリところどころ… (97分) | |
17 :00 | 女は女である (84分) |
主催:アンスティチュ・フランセ日本
助成:アンスティチュ・フランセパリ本部、
アンスティチュ・フランセ日本 映画プログラム オフィシャル・パートナー:CNC、TV5 MONDE
フィルム提供及び協力:Bart.lab、ダッサイ・フィルムズ、レ・フィルム・デュ・ジュディ、ゴーモン、オンリー・ハーツ、tapetum works、ザジフィルムズ



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- 2023-02-10 - 2023-02-19
- 00:00
- 開場:15分前
- 1,000円 ※チケットは Peatix にて1/27(金)15時より販売いたします。
- アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
- 上映開始10分後以降の入場は、他のお客さまへの迷惑となりますので、お断りいたします。
-
アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〒 162-8415
15 新宿区市谷船河原町 東京都
シネクラブ 2月 : ゴダール体験
2023-02-10 | 『勝手にしやがれ』 |
2023-02-10 | 『気狂いピエロ』 |
2023-02-11 | 『堕ちた天使』 |
2023-02-11 | 『勝手にしやがれ』 |
2023-02-12 | 『私は黒人』 |
2023-02-12 | 『気狂いピエロ』 |
2023-02-12 | 『堕ちた天使』 |
2023-02-17 | 『パリはわれらのもの』 |
2023-02-17 | 『女と男のいる舗道』 |
2023-02-18 | 『私は黒人』+特別レクチャー「ゴダールとシネマ=ヴェリテ」(講師」須藤健太郎) |
2023-02-18 | 『パリところどころ…』 |
2023-02-19 | 『私は黒人』 |
2023-02-19 | 『パリところどころ…』 |
2023-02-19 | 『女は女である』 |