ジャン=リュック・ゴダールは2022年9月13日に私たちの元を去りました。この偉大な映画監督、史上最高の芸術家の一人に敬意を表するため、今年最初のアトリエは、その言葉、彼の協力者の言葉、そして彼の映画からの抜粋とともに、ゴダールに捧げます。

 

第1回 : 2月11日(土) 17:00~18:30

ゴダールとその批評
ゴダールは映像に刻む以前に、批評家としてその声をすでに響かせていました。50年代後半、シネマテーク・フランセーズのアンリ・ラングロワのもとで映画を学んだゴダールは「ガゼット・デュ・シネマ」、「カイエ・デュ・シネマ」、「アール」などで映画への情熱、思考、闘争を独特のスタイルで書き綴り、それはすでにゴダールにとって「演出」、「創造」の場でありました。ゴダールの批評を読み、そして作品の抜粋を見ながら、その出発点を確認します。

*お申し込み・お支払いはアンスティチュ・フランセ総合受付にて、またはこちらのオンラインブティックからお願いいたします(席に限りがございますので、お早めにお申込ください)。

〔料金〕:1,500円

〔場所〕:東京都新宿区市谷船河原町15 アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〔使用言語〕:日本語 (聴講システムはございません)

*こちらの講義とともに、ぜひ特集「ゴダール体験」でゴダールの初期作品、ゴダールの愛した作品や出演作を一緒にご覧ください!

 

講師:坂本安美

東京出身。『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』誌元編集委員。『カイエ・デュ・シネマ』本誌とともにフェスティヴァル・ドトーヌにて黒沢清、青山真治、篠崎誠、諏訪敦彦ら日本の監督たちを紹介。1996年より東京日仏学院(現アンスティチュ・フランセ東京)にて映画プログラム主任を担当し、さまざまな映画上映の企画・運営を手がける。2012年からはフランス大使館 文化部にあたるアンスティチュ・フランセ日本にて映画プログラム主任。引き続きフランスから多くの監督、俳優、映画批評家らを招聘し、日本では上映の機会があまりない作品を中心に紹介しながら、上映と批評との関係、国境を越えたアーティスト、書き手の交流についてつねに模索している。2012年にロカルノ国際映画祭にてOpera Prima(新人部門)の審査員、2014年のカンヌ国際映画祭では「批評家週間短編作品部門」の審査員、2020年には東京フィルメックス映画祭、ヨーロッパの若手監督の登竜門、アンジェ・プルミエ・プラン映画祭短編部門の審査員を務める。著書は『エドワード・ヤン 再考/再見』、『そして映画館はつづく』(共著、フィルムアート社)などがある。

 

 

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  • 2023-02-11 - 2023-02-11
  • 17:00 - 18:30
  • 〔料金〕:1,500円 お申込、お支払は、アンスティチュ・フランセ総合受付にて、またはオンラインブティックからお願いいたします。
  • アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 東京都