モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール《ポンパドゥール侯爵夫人の肖像》 Musée du Louvre, dist. RMN-Grand Palais – Photo L. Chastel

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ルーヴル美術館の名画を読む  II ―魅惑のルネサンスから華やぎのロココまで
講師:小林亜起子(東京藝術大学講師)

 

日程:10月5日 (水)、10月19日(水)、11月9日(水)、11月30日(水)、12月7日(水)
時間:19時~20時30分
※対面・オンライン受講、どちらも可能

料金:各回 2,000円
全5回を通しでお申込みの場合は 9,500円

登録締切:各回実施日の3日前まで
各回 定員40名

ご注意:月曜日は弊館受付での登録はできませんのでご注意ください。(オンライン登録は休館日でも可能です)

 

芸術の秋、ルーヴル美術館の名画をご一緒に鑑賞しませんか。かつて宮殿であったルーヴルは現在、ピラミッドの入り口を起点に、リシュリュー、シュリー、ドノンの3つの翼(ウィング)に分かれています。今学期は、ルーヴルを楽しむための美術史講座の第二弾として、リシュリュー翼とシュリー翼で見ることのできるフランスのルネサンス、古典主義、ロココの傑作に光を当てます。フォンテーヌブロー派、プッサン、ル・ブラン、ヴァトー、ラ・トゥールの作品を各回1点ずつ取り上げます。制作の経緯、同時代の社会文化的な背景を踏まえ、作品に込められたメッセージを読み解いていきます。5回のレクチャーを通じて、16世紀から18世紀の近世フランス絵画についての理解を深めます。

※使用言語は日本語です。
※聴講システムはございません。
※対面授業とオンラインを選択できます。
※授業の録画や資料の配布は行いません。

 

講座のテーマ:

第1回:10月5日 (水)
フォンテーヌブロー派《ガブリエル・デストレとその姉妹の肖像》1594年頃、リシュリュー翼

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第2回:10月19日(水)
ニコラ・プッサン《マナの収集》1639年、リシュリュー翼

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第3回:11月9日(水)
シャルル・ル・ブラン《アルベラの戦い》1669年、シュリー翼

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第4回:11月30日(水)
ジャン=アントワーヌ・ヴァトー《シテール島の巡礼》1717年、シュリー翼

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第5回:12月7日(水)
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール《ポンパドゥール侯爵夫人の肖像》1752-1755年、シュリー翼

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講師:
小林亜起子(こばやし あきこ)

パリ第十大学修士課程修了、東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了(博士(美術))、ローザンヌ大学博士課程修了(文学博士)。  東京藝術大学講師。専門は近世・近代フランス 美術、装飾芸術。著書に『ロココを織る―フランソワ・ブーシェによるボーヴェ製作所のタピスリー』(中央公論美術出版)、共著にArachné : un regard critique sur l’histoire de la tapisserie (Presses Universitaires de Rennes)、『新古典主義美術の系譜』、『イメージ制作の場と環境―西洋近世・近代美術史における図像学と美術理論』(2点ともに中央公論美術出版)など。

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  • 2022-10-05 - 2022-12-07
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都