©Shingo Kanagawa

金川晋吾『同じ別の生き物』

 

会期:2019年5月23日(木)~6月30日(日)
会場:アンスティチュ・フランセ東京 ギャラリー
入場無料

トークイベント:
金川晋吾(写真家)×調文明(写真研究)「『同じ別の生き物』について」

日時:6月30日(日)14時~16時

会場:アンスティチュ・フランセ東京 301教室
入場無料・予約不要
使用言語:日本語

金川晋吾

写真家。1981年生まれ。神戸大学卒業。東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻博士後期課程修了。青幻舎より『father』出版。主な個展に、2018年「長い間」(横浜市民ギャラリーあざみ野)、グループ展に、2015年「STANCE or DISTANCE? わたしと世界をつなぐ「距離」」(熊本市現代美術館)、等がある。
調文明
写真批評家/写真史研究者。1980年、東京生まれ。日本女子大学ほか非常勤講師。写真雑誌などで執筆。論文に「A・L・コバーンの写真における都市表現――三つのニューヨーク・シリーズを中心に――」(『美学芸術学研究』、2013年)、「ジェフ・ウォール――閾を駆るピクトグラファー」(『写真空間4』青弓社、2010年)など。『STUDIO VOICE』2018年3月号で「偏/遍在するドキュメンタリー」、『ハーパーズ・バザー』2018年9月号で「日本の今を切り取る新世代フォトグラファー」を寄稿。

 

 

第7回「哲学の夕べ」の一環として、2010年に三木淳賞、2018年にさがみはら写真新人奨励賞を受賞し、2016年に出版した写真集『father』でも注目を集める新進気鋭の写真家、金川晋吾氏による展覧会『同じ別の生き物』を開催いたします。

金川晋吾は自身の父や伯母などの肉親を撮り続けていますが、そこで問題となっているのは他者性です。自分とは別の存在であり、遠さも近さも含めた距離を感じずにはいられない他者としての父や伯母。そのような他者と関わるために、あるいは距離をとりつつまなざすために、金川はカメラという視覚装置を関係性のなかにもちこみます。
本展『同じ別の生き物』においてもまなざしが重要な要素となっています。他者としての動物とのあいだで交わされるまなざしについて再考し、人間と動物との関係を問い直すことを試みます。

 

 

G.H.マム G. H. Mumm Champagne
05
23
06
30
  • 2019-05-23 - 2019-06-30
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都

<<