世界死刑廃止デーにあたり、大島渚監督の傑作『絞死刑』を上映いたします。その後、作家の平野啓一郎が登壇し、皆さまと司法制度について意見を交わします。
- © 大島渚プロダクション
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映画『絞死刑』 18時~20時
1968年/117分/BlueRay/モノクロ/原語:日本語、仏語字幕
監督:大島渚/出演:尹隆道、佐藤慶、渡辺文雄ほか
死刑囚の在日朝鮮人少年Rの絞死刑が執行されるが、Rは死ななかった。ロープにぶら下がったまま、Rは心神喪失状態に陥ってしまう。この状態での刑の再執行は法的に許されないため、Rの記憶を取り戻そうと、死刑執行人たちはRの彼の犯罪や家庭環境を芝居で再現して見せる。そのやりとりから、死刑制度の原理的な問題から在日朝鮮人差別の問題、さらには貧困を背景とした犯罪心理がみえてくる。
ディスカッション 20時~21時
平野啓一郎
1999年京都大学在学中に『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2004年には、文化庁の「文化交流使」として一年間、パリに滞在。2008年フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。
著書に、小説『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)、『ある男』を刊行(読売文学賞受賞)。
映画上映に続いて、世界死刑廃止デーにあたり、作家平野啓一郎が朝日新聞の井田香奈子と対話する。
日本語のみ。
著書に、小説『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『ドーン』(ドゥマゴ文学賞受賞)『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞受賞)、『ある男』を刊行(読売文学賞受賞)。
映画上映に続いて、世界死刑廃止デーにあたり、作家平野啓一郎が朝日新聞の井田香奈子と対話する。
日本語のみ。
開催概要
- 2019年10月9日(水)
映画上映:18時~20時/ディスカッション(日本語):20時~21時 - アンスティチュ・フランセ東京エスパス・イマージュ
〒162-8415東京都 新宿区市谷船河原町15 - 入場無料、要オンライン申込み
お申し込みフォーム
オンライン申込みは締め切りました。
主催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
後援:駐日欧州連合代表部、日本弁護士連合会、NPO法人CrimeInfo、朝日新聞社、死刑をなくそう市民会議、アムネスティ・インターナショナル日本、監獄人権センター
10
09
- 2019-10-09 - 2019-10-09
- 18:00 - 21:00
- 入場無料(座席数に限りがあるためオンライン登録をお勧めします)
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アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〒 162-8415
15 新宿区市谷船河原町 東京都