イベントチラシ

 

バンド・デシネの世界では、文学の古典の改作が数多くあります。このような文学作品の翻案は、その質を高め、もはや原作を発見するというよりも、脚本家やイラストレーターの解釈を提供することで、新たな作品を創作しているといっていいでしょう。

文学作品を漫画化する際には、その作品に絶対的に忠実でなければならないのでしょうか?

イラストレーターは、小説を読んだときの感覚をできるだけ再現することができるのでしょうか。『異邦人』 ・『 ペスト』など、フランスの文豪 アルベール・カミュの作品をコミカライズした作品、制作にまつわる話など、様々な話題について語っていただくオンライントークショーを開催します。二人の漫画家が、バンド・デシネと日本の漫画の世界における、この「Adaptation」という芸術について語ります。

 

共催: 北九州市漫画ミュージアム、京都国際マンガミュージアム、京都精華大学国際マンガ研究センター

 

出演

ジャック・フェランデズ (BD作家)

1955年、アルジェリアのアルジェ生れ。ニース装飾美術学校を卒業後、イラストレーションとコミックスに転向。アルジェリアの植民地時代を描いた『オリエント画帖』やマルセル・パニョルの作品を基に描かれたプロヴァンスの世界、そしてアルベール・カミュの数々の作品など、日本の読者を魅了し続けるフランス文学の代表作をバンドデシネ化するスペシャリストとしての地位を確立しています。カミュは、小説『ペスト』を筆頭に2020年日本で最も売れた作家の人で、同作品は最近になって車戸亮太氏よりマンガ化されています。

 

 

車戸亮太 (漫画家)

1989年滋賀県生れ。京都精華大学でストーリーマンガを専攻。卒業後、講談社の『月刊モーニング・ツー』にて「フロイデ」、『Bバンチ』にて「嫁はBLマンガ家」などの作品を発表した。カミュの同名小説を原作にした「ペスト」は2020年から2021年にかけて発表されました。リアルな描写とパンデミックという時代性も重なり、注目を集めています。「ペスト」はフランス語でも翻訳出版されました。

 

 

 

 

司会 ユー・スギョン( 京都精華大学マンガ学部講師)

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オンライン配信

料金 無料
事前申込不要日程 2021年11月13日 18:00-19:30

 

オンラインでライブを聴講

言語:日本語-フランス語(同時通訳)

 

日本語でのご視聴は、アンスティチュ・フランセ日本の下記のユーチューブのページにて。

対談と同時にユーチューブ中継がはじまります。

https://www.youtube.com/user/instituttokyo/featured

 

フランス語でのご視聴はアンスティチュ・フランセ東京の下記のフェイスブックページURLにて。

対談と同時にフェイスブック中継が始まります。

https://www.facebook.com/IFJTokyo

 

※アンスティチュ・フランセあるいはアリアンス・フランセーズによるイベントのライブ配信の有無については、両機関のサイトをご参照下さい。

 

お問い合わせ kansai@institutfrancais.jp / imrc@kyotomm.jp

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協賛団体

 

主催

 

 

共催

 

 

 

助成

 

 

協力・パートナー

                                        

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  • 2021-11-13 - 2021-11-13
  • 18:00 - 19:30

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