2023年「読書の夕べ」は、アンスティチュ・フランセ東京の新しくなった校舎と美しい庭で行います!体が震えるのは寒さではなく恐怖 のせい…、そして選りすぐりの朗読者の自作やお気に入りの作品を聴く喜びによるものです。

 

アンスティチュまでおいでいただくのが難しい方には、YouTubeを通して、アンスティチュ・フランセ東京のスタジオから配信するいくつかの朗読をご試聴いただけます。また2023年も引き続き全国のアンスティチュやアリアンス・フランセーズとの共同開催を行います。

2023年1月21日は、皆様のご来場とご視聴を心からお待ちしております。

会場で!

朗読は旧校舎の5つの場所で開催されます。

  • エスパス・イマージュ
  • メディアテーク
  • Rive gauche(入り口を出て向かい側)
  • 202教室
  • 203教室

クレープリー「ル・ブルターニュ」、ケータリングLes gourmands disent、ワインショップCépagesが屋外でお食事やお飲み物を提供します。

オンラインでも!

1月21日16時より、YouTubeチャンネルでお会いしましょう。


プログラム

パンフレットにつきましては下記よりダウンロードいただけます。

programme Nuit de la lecture 2023

liste des participants

第6回「読書の夕べ」パンフレット

第6回「読書の夕べ」パンフレット


ゲスト

中島京子 – 作家

1964年東京都生まれ。2003年『FUTON』でデビュー。10年『小さいおうち』で直木賞、15年『かたづの!』で柴田錬三郎賞ほか、同年『長いお別れ』で中央公論文学賞ほか、22年『やさしい猫』で吉川英治文学賞ほか受賞。

フィリップ・セトン – 駐日フランス大使

EU政治・安全保障委員会フランス政府代表部大使(2013-16年)としてブリュッセルに3年間駐在後、2016年に本省ヨーロッパ局長に着任しました。2020年9月30日付デクレにより駐日フランス大使に任命されるまで同局長を務めました。

ロクサンヌ・ドゥビルデルリング – 駐日ベルギー大使

通訳としての訓練を受けたロクサンヌ・ドゥビルデルリングは、ケニア、南アフリカ、コンゴでの外務経験を経て、2019年8月に東京に到着しました。 また、アフリカ政策担当の外交顧問、外務省大臣官房長も務めました。 フランス語を母語とし、英語、スペイン語、オランダ語、スワヒリ語も少し話します。 日本に来てからは熱心に日本語を勉強しています。 4人の息子の母親でもあり児童書を愛する大使は、今年も「読書の夕べ」で児童書を読むことにしました。

インガ M. W. ニーハマル – 駐日ノルウェー大使

オスロ大学で政治学を修めたニーハマル大使は、2019年8月、二度目の東京赴任で大使として着任しました。30年間にわたるノルウェー外務省勤務中、おもに安全保障政策や二国間関係を担当し、過去にはプラハ、ワシントンDC、パリのノルウェー大使館にも在勤しています。母語はノルウェー語、フランス語は第二外国語として習得しました。ニーハマル大使は、人生を理解するための貴重な方法として、つねに文学を楽しんできました。「恐怖」を描き出す今回のテキストの選択は、最も切実な実存の危険を、私たちの心と感情に届くものにできる芸術家や作家に対する深い賞賛と敬愛を反映しています。

モハメッド・エルーミ – 駐日チュニジア大使

モハメッド・エルーミは外交官で、現在、駐日チュニジア共和国大使。外務省での長いキャリアを持ち、省内およびオタワや東京をはじめとする海外でさまざまな役職を歴任。高等商業学院とチュニジア外交学院を卒業。数カ国語に堪能であり、チュニジアと日本の関係を大きく発展させた。

木寺昌人 – 元駐フランス特命全権大使

木寺昌人は、外務省に入省後、国立行政学院(1977-1979)に学んだ。2000年代には、アフリカ審議官、国際協力局長、大臣官房長を歴任。2012年、内閣官房副長官補を経て、2016年まで駐中国大使。その後、2019年まで駐仏大使。

伏見操 (ふしみみさを) – 翻訳家

翻訳家、作家。英仏の子どもの本を翻訳したり、随筆や絵本の文章を書いている。
山登り、動物、温泉が好き。朗読は初めてで、ドキドキしている。

ジョアン・フルリ – ジャーナリスト

ジョアン・フルリ、フリージャーナリスト。@Ouest-France、@Mediapartの日本特派員であり、雑誌にも執筆(@TempuraMagなど)。日本のニュース全般を扱い、並行して社会問題(民主主義、マイノリティーの権利、フェミニズム、気候など)の長期取材も行っている。著書にPortraits de Tokyo(Hikari出版社、2017年)、Tokyo petit atlas hédoniste(Editions du Chêne、2020年)。詳しくはこちら:johannfleuri.com

ロサナ・オルドーバディ – 文学・比較文学博士

私はロサナ、マフサ、ニルーファル…私は女性、人生を愛し、自由を愛しています。

恐怖について話すこともできますが、今日は恐怖を克服する勇気についてお話ししたいと思います。イランの女性たちの自由への願いについてのお話です。

今日、「女、命、自由」の叫びは、最前線にいるイランの女性たちの生活のリズムとなっています。若い、あるいはそれほど若くない、知的で、大胆で、勇敢な女性たちは、恐怖に直面し、つねに、路上で、反啓蒙主義と専制に対抗して命をかけています。そして、男性たちがそれを支えています。そして、それがこのムーブメントの素晴らしさでもあるのです。
私は、現代ペルシャ語詩人たちの作品を通して、この社会の変容、恐怖を克服しようとする思い、愛とヒューマニズムの価値観による自由の探求について語りたいと思います。

マチュー・セゲラ – 歴史家

マチュー・セゲラは歴史家である。パリ政治学院博士課程修了、日仏会館(フランス外務省・国立科学研究センター)にて教育・研究に従事。 渋沢・クローデル賞(2011年)、パヴィー賞(2014年)を受賞。Clemenceau ou la tentation du Japon (CNRS éditions) や Soulages, d’une rive à l’autre (Actes Sud) の著者であり、展覧会のキュレーターでもある。最新の展覧会は、セートの海洋博物館におけるAma du Japon, les femmes de la mer (2023/1/31 まで)。2023年1月20日には、日仏会館でスーラージュと日本について講演し、スーラージュの未発表の別丁図版とともに書籍Poèmes d’Itsuji Yoshikawaを発表する予定である。

日本ウクライナ友好協会 KRAIANY

日本のウクライナ人コミュニティ「Kraiany」は2000年に設立されました。
この法人は、国際交流を目指す各種団体、在日ウクライナ人をはじめ、一般市民に対して国際文化交流及びウクライナ人とのコミュニケーションを持つための支援活動を行うことによって、国際交流の活性化に寄与することを目的とする。また、地域住民に国際感覚を習得できる場所と機会を提供し、ウクライナ人、ウクライナ文化並びに異文化の理解を有する国際人を育成し、もって国際交流を通じ世界平和に寄与することを目的とする。尚、ウクライナ国籍を持つ子供だけではなく、日本やその他の国々の子供たちにウクライナの歴史ある豊かな文化を教え、親しんでもらうことを目的とする。

ヴァンサン・ブロー – 作家

ヴァンサン・ブローは1978年、モントリオール生まれ。作家および講師として、実験的幻想文学、ダンス、テキストとビジュアルアートの対話に関心を持つ。

これまでに、高い評価を得た3冊の小説、物語、短編小説、現代美術に関するエッセイを出版し、数々の文学賞の最終候補に選ばれている。最新作Le fantôme de Suzukoは、著者が現代美術ギャラリー(TOKAS)の支援を受けながら妖怪について研究した東京を舞台としている。

関未玲 – 立教大学外国語教育センター准教授

関 未玲(立教大学外国語教育研究センター准教授)
「自分らしく生きる」ことに忠実だった作家の作品に触れると、時代を越え、地理を越えて、共生しているのだと感じることができます。フランス語を通して私が体験した「共生」を、お届けできれば嬉しいです。

ジョルジュ・ヴェスィエール – 獨協大学フランス語学科専任講師

ジョルジュ・ヴェスィエールは、中世フランスの詩(トルバドゥール、トルヴェールなどといった抒情詩人)に関する研究の傍ら、フランス語で書かれた詩の朗読を、作家の有名・無名を問わず、積極的に行なっています。

マルタン・フェノ – イラストレーター

マルタンはイラストレーターです。日本とそのグラフィックに大きな関心があり、2002年に来日しました。以来、日本の多くの出版社の本や教科書にイラストを描いてきました。2012年以降、NHKとのコラボレーションが増えており、テレビやラジオのフランス語番組に出演、イラストを提供、2013年から2016年にかけてはUn papa français au Japonという月刊連載漫画を執筆しました。2014年には、フランスの出版社Issekinichoから出版されたKokekokkoという漫画集に短編を発表しました。日本を旅行することで常に新しい発見を求め、現在は映像とイラストによる物語のプロジェクトに取り組んでいます。

今井貴子 – フルート奏者

今井貴子 フルート/東京音楽大学付属高等学校を経て、桐朋学園大学卒業。2005年より渡仏。パリ・エコールノルマルにて第六課程を修了。2007年より国立オルネイ・スー・ボワ音楽院にて世界的フルーティストのパトリック・ガロワの元で鍛錬を積む。2011年同音楽院最終課程を一等賞を得て修了。同時にディジョン国立地方音楽院の最終課程を一等賞を得て修了。フランス国内のオーケストラの客演、また室内楽奏者として長きに渡り活動を行う。2022年より活動の拠点を日本に移し、バロックから現代作品まで、色彩豊かなパフォーマンスが好評を得ている。

小阪亜矢子 – メゾソプラノ

東京芸術大学声楽科卒業。仏ヴィル・ダヴレー音楽院声楽科及びお茶の水女子大学研究科修士課程 (声楽)修了。同博士課程(音楽学)在学中。第35回フランス音楽コンクール第2位。メゾソプラノ歌手として近代フランス歌曲を中心に古楽から実験音楽まで幅広く演奏。また詩の音素と楽曲の関係を研究。仏語発音指導者としてプロ歌手・団体を指導。またCD・DVDの歌詞・解説・字幕の翻訳多数。演奏情報 papiyok.blog.fc2.com

増田浩子 – ソプラノ

国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。洗足学園音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。第6回フランス音楽コンクール入選。第16回日仏声楽コンクール入選。第15回ル・ブリアン フランス音楽コンクール銀賞受賞。大学在学時より秋山理恵氏に師事。日本音楽舞踊会議青年会員。

飯村由美 – ダンス講師

3歳よりダンスを始める。柳下規夫に師事。1978年埼玉県舞踊コンクール第1位受賞。モダンダンス・クラシックバレエ・ジャズダンスを学び、数々の公演に出演、リサイタル公演を開催。パリオペラ座バレエ学校指導法講習pedagogie1・2修了。一般社団法人現代舞踊協会会員。創始者アラン・アスティエ認定バー・アスティエ講師(Qualification d’enseignement certifiée par le fondateur Alain Astié)。清澄白河にてスワン&クララバレエスタジオ主宰。クラシックバレエ・モダンダンス・フロアバレエの指導にあたる。

ダヴィッド・ジェルトゥ – 在韓フランス大使館言語センター長

2022年末にソウルに赴任する直前まで、ダヴィッドは数年間東京で働いていました。アンスティチュ・フランセ東京で教務部長を務めていたので日本人のことをよく知っています。今回の「読書の夕べ」で日本の方々と再会できるのを楽しみにしています。

パトリス・ルロワ – 慶應義塾大学

彼は、半分犬で半分人間。いつも完璧な骨を捜している。半分友達、半分一匹狼。ある時はとても親しみやすく、ある時は完全に物思いに耽り、不愉快にさえなる。職業は?よくわからない…半分心理学者、半分教師、半分日曜大工、半分リサイクル屋…「半分」がたくさん。文学でも同じよう!彼は何も発明せず、オリジナルなものを書かず、ただ他人がやったものをリサイクルしている。ちょっと怖くないですか?

新宿区立中町図書館

新宿区立中町図書館は、神楽坂エリアに近い住宅街の中にある、小さな図書館です。館内は、アットホームで居心地の良い雰囲気で、コンパクトな図書館ならではの温かさにあふれています。読書の夕べでは、二人の職員が朗読いたします。

岡見さえ准教授と共立女子大学学生
東京国際フランス学園
白百合学園高等学校
埼玉県立伊奈学園総合高等学校
東京都立北園高等学校
アンスティチュ・フランセ東京の講師と生徒たち

内容は変更になる可能性があります。


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Conseil pour la promotion de la Francophonie au JaponKinokuniya Délégation générale du Québec à Tokyo Kraiany    les gourmands disent
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21
  • 2023-01-21 - 2023-01-21
  • 16:00 - 20:00
  • アンスティチュ・フランセ東京
    〒 162-0826
    15 新宿区市谷船河原町 東京都