ラボ・シトワイヤンLabCitoyen は、アンスティチュ・フランセのパリ本部が主催する、人権をテーマに世界中の若者と、世界共通の現代の課題を共に考えるプログラムで、フランス語で議論し、行動するという体験を通して、フランス語をより多くの人に広めることを主旨としています。

今回募集するのは、各国で人権に関する活動を行う20歳から26歳までフランス語を話す約50名の若者で、2021年9月から11月にかけて、パリから配信されるオンラインセミナーに参加することができます。

本年のプログラムは、コロナ禍で中止となった2020年版に代わるもので、テーマは昨年と同じく子供の人権です。

今年のプログラムの内容は、子供の人権をめぐる活動に携わるフランスの市民社会の代表、専門家、アクティビストたちとの、刺激に満ちたワークショップや出会いの場が用意されています。オンラインでのワークショップで具体的スキルを学んだり、ブレーンストーミングを行います。

今回は新たな方式のプログラムを MAKESENSE  と共同で企画し、子供の人権の向上を目指す具体的で地域に根差した行動へとつなげることを目指します。参加する若者たちにはメンターがつき、インパクトのある市民活動が行えるようになるよう、助言します。

プログラムの終了後、参加者の中からグループを代表する若者がパリに集合し、立案したアイデアを発表します。渡航費用は全額、アンスティチュ・フランセのパリ本部が負担します。

オンラインプログラムは、2021年9月から11月にかけて、以下の日程で開催されます(変更の可能性有り) :

  • 9月上旬 : プログラムの開会セッション
  • 9月 – 10月 : 5 セッション:スキルの強化、向上、啓発のためのセミナー
  • 10月中旬から下旬 : 行動に移るための3週間 ! 個人、共同のプログラムの具体化
  • 11月: 総括を準備するための1セッション、総括セッションと閉会式

 

各1時間30分から2時間のセミナーが8回、毎週一回のペースで行われ、各回実践に移すための時間が設けられます。

参加者全員に、受講修了書(最低5回のセミナーに参加すること)が贈られます。

***

アンスティチュ・フランセ日本で選考の上、ラボ・シトワイヤンへの日本からの参加者を1名決定します。

このプログラムに参加して、人権をめぐる貴方の問題意識と取り組みを世界中の若者と分かち合う貴重な経験をなさってみてはいかがでしょうか。応募ご希望の方は、2021年6月15日(火)正午までに次のメールまで必要書類をご送付下さい:

応募書類 :

  • フランス語での応募要項 記入、署名、写真を添付して下さい。
  • 身分証明書のコピー1通 (パスポート、学生証など)
  • フランス語の履歴書
  • フランス語で約500字以内の志望動機書(子供の人権との関わりがわかるようにこれまでの活動などをご記載下さい)
  • フランス語力の証明(最低B1.)

2017年の第一回ラボシトワイヤンに、日本から初参加したメランベルジェ愛さんの体験談が、上智大学のサイト上でご覧いただけます: Université Sophia !

2019年のラボシトワイヤンに参加された村上彩佳さんの体験談が動画でご視聴いただけます.

 

連絡先:

クロエ・ベックリオー
フランス大使館書籍・グローバル討論部門アタシェ

西口由紀 アシスタント

dg.debat.contact@institutfrancais.jp

 

 

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