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ル・ラボ vol.13
「ジョルジュ・バタイユをめぐって」
登壇者:レア・ビスミュート(美術批評) × 横田大輔(写真家)
司会:大池惣太郎

 

フランス人美術批評家・キュレーターのレア・ビスミュート氏と写真家の横田大輔氏を迎え、ジョルジュ・バタイユの著作『内的体験』をテーマに対談を行います。
ビスミュートがキュレーションを担当し、横田も出展するラバンク・アートセンターでのバタイユの思想をめぐる展覧会(2016年~)について、さらに、バタイユの「闇」「秘密」「謎」の概念などについて話を伺います。司会はバタイユ研究者の大池惣太郎氏が務めます。

日時:2016年11月4日(金)19時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場料:一般500円、学生・会員無料
※開演1時間前よりチケットおよび整理券を配布いたします。
同時通訳付
協力:G/P GALLERY

 

レア・ビスミュート Léa Bismuth
美術批評家、インディペンデント・キュレーター。1983年パリ生まれ。
美術雑誌「artpress」「L’Oeil」「Le Journal des Arts」「Beaux-Arts Magazine」や、展覧会カタログ(ポンピドゥー・センター・メッス他)、アーティストについての研究書(Claire Tabouret、Jérôme Zonder、Lionel Sabatté)等に寄稿。パリ国立高等美術学校、le BAL(写真専門のアートセンター)、ル・フレノワ国立現代アートスタジオとの仕事を行う。またパリ第8大学の写真専攻にて教鞭を執るなど、教育活動も行う。
現在進行中のプロジェクトとして、ジョルジュ・バタイユの思想を巡る3つの会期からなる展覧会『La Traversée des Inquiétudes』(ラバンク・アートセンター、フランス・ベテューヌ、2016年~2019年)がある。

 

横田大輔
1983年埼玉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。Unseen Photo Fairにて、Outset|Unseen Exhibition Fundを受賞し、2014年Foam写真美術館(オランダ)にて初の個展「Site/Cloud」を開催、作品が同美術館にコレクションされる。これまでに『MATTER/BURN OUT』(artbeat publishers、2016年)『垂乳根』(Session Press、2015年)や『VERTIGO』(Newafave、2014年)をはじめとする数多くの写真集を国内外で発行。主なグループ展に、あいちトリエンナーレ2016 コラムプロジェクト「トランスディメンション-イメージの未来系」、「In the Wake Japanese Photographers Respond to 3/11」(ボストン美術館、2015年)、アルル写真フェスティバル(2015、2016年)など。2016年Foamポール・ハフアワード受賞。主な収蔵先にボストン美術館、サンフランシスコ近代美術館など。 2017年3月、Foam写真美術館にて2度目となる個展を予定。

 

大池惣太郎
1982年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。現在、東京大学博士課程教育リーディングプログラム「IHS多文化共生・統合人間学プログラム」特任助教、高崎経済大学経済学部非常勤講師、およびパリ第7大学博士課程(CERILAC)にて、ドミニク・ラバテ教授を指導教官にバタイユに関する博士論文を準備中。専門はフランス思想、表象文化論。共訳書にホルヘ・センプルン『人間という仕事ーフッサール・ブロック・オーウェルと抵抗のモラル』(未來社、2015年)など。

 

「ル・ラボ」とは?
アンスティチュ・フランセ東京は2015年春より、対談シリーズ「ル・ラボ」をスタートしました。
日本とフランスのアーティストや思想家、批評家等を迎え、日本とフランスにおける現代の課題について考察し、創造的交流の創出を目指す試みです。ビジュアルアート、舞台芸術、映画や批評等、学際的な幅広いジャンルにおける現代のクリエーションについて議論し、新たな複数の視点を提案します。
また「ル・ラボ」に登壇するフランス人アーティストや思想家たちの、日本との出会いの足跡をアーカイブとして残していきます。

 

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04
  • 2016-11-04 - 2016-11-04
  • 19:00 - 21:00
  • 一般500円、学生・会員無料 ※開演1時間前よりチケットおよび整理券を配布いたします。
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都