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ル・ラボ vol.22 : 川口隆夫とエマニュエル・ギヨーを迎えて
司会・進行:片岡 真実(森美術館チーフキュレーター)

 

日時:2018年12月12日(水)19時~21時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場料:一般1000円、学生・会員無料
(30分前よりチケット販売・整理券配布)

 

第22回目のル・ラボでは、現在、京都ヴィラ九条山にて調査滞在を行っている、フランス人アーティストのエマニュエル・ギヨー氏と、日本人ダンサー・パフォーマーの川口隆夫氏を迎え、彼らのこれまでの作品や芸術的アプローチ、現在取り組んでいる共同プロジェクト等について対談形式で紹介をします。
司会・進行は、森美術館チーフキュレーターの片岡真実氏が務めます。

 

エマニュエル・ギヨー(ビジュアルアーティスト)
パリ=セルジー国立高等美術学院を卒業。数多くの写真のプロジェクションによる現代のファンタズマゴリー(魔術幻灯)ともいえるような、陰鬱で迷宮的なインスタレーションを制作している。これまでに東京都現代美術館(2010年)、シンガポール美術館(2011年)、現代アートセンター「パヴィヨン・ヴァンドーム」(2015年)をはじめ世界各国で作品が紹介されている。

川口隆夫(ダンサー・パフォーマー)
1996年から2008年まで「ダムタイプ」に参加。同時に2000年以降はソロを中心に、演劇・ダンス・映像・美術をまたぎ、舞台パフォーマンスの幅広い可能性を探求、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多い。2008年より「自分について語る」をテーマにしたソロパフォーマンスシリーズ『a perfect life』を展開。その Vol.6「沖縄から東京へ」で第5回恵比寿映像祭(東京都写真美術館、2013)に参加した。近年は舞踏に関するパフォーマンス作品『病める舞い姫をテクストに』(共演:田辺知美、2012)、『大野一雄について』(2013年初演、世界各地で巡回公演)を発表。舞台以外にも東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のディレクターや翻訳者など、活動は多岐にわたっている。

片岡真実(司会・進行)
森美術館チーフ・キュレーター。(株)ニッセイ基礎研究所にて文化政策・都市開発と芸術文化事業関連の調査研究を経て、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーター(1997〜2002年)。2003年より現職。2007〜09年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)国際キュレーター兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年)共同芸術監督、CIMAM(国際美術館会議)理事(2014-2016年)。ソロモンR.グッゲンハイム美術館アジア・アート・カウンシル・メンバー(2014年~)、ユーレンス現代美術センター、北京、アドバイザー(2013年~)、小田原文化財団理事(2009年~)。ニューヨーク近代美術館・近現代美術国際キュラトリアル・インスティテュート修了(2014年)。日本及びアジアの現代美術を中心に企画・執筆・講演等多数。

 

「ル・ラボ」とは?
アンスティチュ・フランセ東京は2015年春より、対談シリーズ「ル・ラボ」をスタートします。
日本とフランスのアーティストや思想家、批評家等を迎え、日本とフランスにおける現代の課題について考察し、創造的交流の創出を目指す試みです。ビジュアルアート、舞台芸術、映画や批評等、学際的な幅広いジャンルにおける現代のクリエーションについて議論し、新たな複数の視点を提案します。
また「ル・ラボ」に登壇するフランス人アーティストや思想家たちの、日本との出会いの足跡をアーカイブとして残していきます。

 

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  • 2018-12-12 - 2018-12-12
  • 19:00 - 21:00
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
    15 新宿区市谷船河原町 東京都