Camille Mutel ©Lionel Louis

 

日仏対談シリーズ「ル・ラボ」vol.23:
カミーユ・ミューテル(振付家)と金村修(写真家)を迎えて
司会・進行:竹重伸一(ダンス批評家)

 

日時:2019年3月19日(火)19時~21時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
入場料:一般1000円、学生・会員無料
(30分前よりチケット販売・整理券配布)

第23回目のル・ラボでは、現在、ヴィラ九条山にてリサーチを行なっている、フランス人振付家カミーユ・ミューテル氏と、国内外で数々の作品を発表し続けている写真家・金村修氏を迎えます。2人の共同プロジェクトやミューテル氏のリサーチの内容について伺いながら、「主体の死」の後の現代の表現が向かうべき領野についてジャンルを超えて話し合います。
司会・進行は、ダンス批評家の竹重伸一氏が務めます。

 

カミーユ・ミューテル(振付家)
エルヴェ・ディアスナスの『ダンスの動きの実習』のトレーニングを受けたカミーユ・ミューテルは、20歳の時、舞踏の公演を見てアーティストとして大きな衝撃を受けた。この出会いは身体と動きに対するアプローチに決定的な変化をもたらした。カミーユ・ミューテルの作品は、自分自身との関係や他者との関係を問い直すもので、ヨーロッパ各地や日本で発表されている。

金村修(写真家)
1964年東京都生まれ。1992年、東京綜合写真専門学校在校中にオランダ・ロッテルダム写真ビエンナーレに招聘され、1996年、MOMAによる「世界の注目される6人の写真家」の1人に選出される。1997年、日本写真家協会新人賞、第13回東川町国際写真フェスティバル新人作家賞、2000年、第19回土門拳賞、2014年、第39回伊奈信男賞を受賞。写真集に『Spider’s Strategy』『Concrete Octopus』ほか、著書に『漸進快楽写真家』タカザワケンジとの共著『挑発する写真史』がある。

竹重伸一(司会・進行)
1965年生まれ。ダンス批評家。2006年より「テルプシコール通信」「DANCEART」「図書新聞」「舞踊年鑑」、劇評サイト「wonderland」「WL」等に寄稿。現在、テルプシコール通信にダンス論「来るべきダンスのために」を連載中。

 

「ル・ラボ」とは?
アンスティチュ・フランセ東京は2015年春より、対談シリーズ「ル・ラボ」をスタートします。
日本とフランスのアーティストや思想家、批評家等を迎え、日本とフランスにおける現代の課題について考察し、創造的交流の創出を目指す試みです。ビジュアルアート、舞台芸術、映画や批評等、学際的な幅広いジャンルにおける現代のクリエーションについて議論し、新たな複数の視点を提案します。
また「ル・ラボ」に登壇するフランス人アーティストや思想家たちの、日本との出会いの足跡をアーカイブとして残していきます。

 

協力:ヴィラ九条山

 

ヴィラ九条山は、フランス外務・国際開発省管轄の文化機関です。アンスティチュ・フランセ日本の支部の一つとして活動し、主要メセナのベタンクールシュエーラ財団とアンスティチュ・フランセの支援を受けています。

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19
  • 2019-03-19 - 2019-03-19
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)
  • アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
    〒 162-8415
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