小説家・劇作家のマリー・ンディアイと、アーティスト・小説家・作詞家・ラッパーのいとうせいこうは、どちらも書くという選択をしています。今回のミーティングでは、作品におけるスタイルの位置づけについて、お二人に語っていただきます。

 

出演

マリー・ンディアイ

フランス人の母とセネガル人の父の間に生まれ、セネガルに帰国した父を残してフランスで育ったマリー・ンディアイは、12歳で執筆活動を始めました。早熟で才能豊かな彼女は、今や現代フランス文学の大御所の一人である。女はわずか17歳のときに、権威あるEditions de Minuitに見出されました。2009年に『三人の逞しい女』でゴンクール賞を受賞し、2020年には、アニー・エルノー(2017年)、ジャン・エシェノズ(2018年)、パスカル・キニャール(2019年)に続いて、作品全体を対象に作家を表彰する有名なマルグリット・ユルスナール賞を受賞しました。

30年以上にわたって、マリー・ンディアイの作品は、人間と世界の関係をより深く掘り下げ、正確な親権、道徳的責任、そして人間が自分自身に対して何を負うべきかを問う作品です。

フランス文学を語る上で欠かすことのできない強力な作品である。

 

 

 

いとうせいこう

1961年生まれ、東京都出身。1988年に小説「ノーライフ・キング」でデビュー。

1999年、「ボタニカル・ライフ」で第15回講談社エッセイ賞受賞、「想像ラジオ」で第35回野間文芸新人賞受賞。現在河北新報、文藝にて「東北モノローグ」を連載中で、震災で生き方を揺さぶられた女性たちの声に耳を傾け、その言葉を丁寧に記録した作品には、「東北の声の受け皿になる」という、いとうせいこうの決意が込められている。

 

 

 

 

 

 

司会

小野正嗣

マリー・ンディアイの『三人の逞しい女』の翻訳者である小説家、比較文学者。著書に『水に埋もれる墓』(朝日新人文学賞)『にぎやかな湾に背負われた船』(三島由紀夫賞)『森のはずれで』『マイクロバス』『浦からマグノリアの庭へ』『獅子渡り鼻』など多数。

 

 

※ 参加方法の変更のお知らせ
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料金 無料
事前申込不要
オンライン配信
日程 2021年11月29日 19:00-20:30
オンラインでライブを聴講
日本語でのご視聴は、アンスティチュ・フランセ日本の下記のユーチューブのページにて。
対談と同時にユーチューブ中継がはじまります。
https://www.youtube.com/user/instituttokyo/featured

お問い合わせ dg.livre.contact@institutfrancais.jp
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協賛団体

 

主催

 

 

助成

 

協力・パートナー

                

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  • 2021-11-29 - 2021-11-29
  • 19:00 - 20:30

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