左:クロード・モネ 《睡蓮の池》 1899年 ポーラ美術館、右:アンリ・マティス《リュート》1943年 ポーラ美術館

 

ポーラ美術館「モネとマティス-もうひとつの楽園」展 オンライン・エディション

 

第一部 記念講演「花の行方-1900年代のモネとマティス-」六人部昭典(実践女子大学教授)

第二部 展覧会解説「モネとマティス-もうひとつの楽園」工藤弘二(ポーラ美術館学芸員)

 

ポーラ美術館で開催中の「モネとマティス-もうひとつの楽園」展では、クロード・モネ(1840-1926)とアンリ・マティス(1869-1954)という二大巨匠の作品を展覧しています。本展の開催に関連して、オンラインによるイベントを開催いたします。

19世紀末、近代化するパリを離れ、ジヴェルニーに終の住処を構えたモネは、邸宅の庭で植物を育て、池を造成し、理想の庭を造成しました。南仏に居を構えたマティスもまた、テキスタイルや調度品を自在に組み合わせ、室内を演劇の舞台さながらに装飾しています。モネの庭と、マティスの室内。彼らの思い描いた「楽園」は、欠くことのできない主題であると同時に、制作の場であり、生きる環境でもありました。

第一部では、実践女子大学の六人部昭典教授による、本展の開催を記念した講演を配信します。第二部では、ポーラ美術館の学芸員である工藤弘二が、展覧会の会場写真を交えながら、「モネとマティス-もうひとつの楽園」展のコンセプトや内容を繙きます。

 

日時:9月15日(火)昼12時 配信開始 ※配信後はアーカイブでご覧いただけます

配信:https://youtu.be/CWFM5cbxnVo(アンスティチュ・フランセ日本のYoutubeチャンネル)

言語:日本語

無料・予約不要

主催:ポーラ美術館

共催:アンスティチュ・フランセ日本

 

出演

六人部昭典(むとべ・あきのり)

実践女子大学教授。著書に「モネ《睡蓮》への歩み」(六耀社、2001年)、監訳にヴィヴィアン・ラッセル『モネの庭 花々が語るジヴェルニーの四季』(西村書店、2005年)など。「晩年のモネ-《ロンドン》連作と《ヴェネツィア》連作-」(『実践女子大学美學美術史學』、第34号、2020年)をはじめとする、モネにまつわる論考を多数発表。

 

工藤弘二(くどう・こうじ)

ポーラ美術館学芸員。共著に『セザンヌ-近代絵画の父とは何か?』(三元社、2019年)など。「セザンヌ-近代絵画の父になるまで」(2015年、ポーラ美術館)、「エミール・ガレ-自然の蒐集」(2018年、ポーラ美術館)などの展覧会を担当。

 

展覧会「モネとマティス-もうひとつの楽園」

会期:2020年6月1日(月)~11月3日(火・祝)(作品展示作業のため、9月1日(火)~9月3日(木)まで臨時休館)

会場:ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)

開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)

主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館

後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

展覧会公式HP

 

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  • 2020-09-15 - 2020-11-03
  • 12:00 - 17:00
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)

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