日本ゴンクール賞

日本の学生が選ぶゴンクール賞

第一版

 

フランス文学の新たな声

 

候補作                ゴンクール賞について              2022年版               パートナー

 日本初の「ゴンクール賞」を開始

フランスでフランス語圏の現代作家に授与されている「ゴンクール賞」の発表の翌月、毎年世界各国で「国際ゴンクール賞」が選ばれております。フランス語学習者(多くは大学生や大学院生など)が参加し、フランス語で小説を読み、議論もフランス語で行うことが義務付けられています。

 

エドモン・ド・ゴンクール
ゴンクール賞の生みの親

 

 

 

 

 

初日本ゴンクール賞に輝く作品は

クララ・デュポン・モノが書いた

『S’adapter (受け入れたならば)』

に決定しました。

(出版社: Stock)

更新: 2022/03/29 

この度、日本も参加することになりました。すでに全世界で26カ国が参加しており、国によって選考方法に違いはあるものの、ゴンクール・アカデミーがあらかじめ選考した作品を、各国の学生がフランス語で読み、自分たちの気に入った作品を選ぶという催しです。

日本では全国を5つの地区ブロックに分け、それぞれの地域ごとに審査を行い、地区の代表者によるディベートを経て受賞作を決定します。また受賞作は翻訳出版される予定ですので、ぜひご期待ください。日本ゴンクール賞は、アカデミー・ゴンクールの後援のもとで実施されます。マリー・ンディアイと小野正嗣という二人の偉大な作家の庇護のもと、そしてアカデミー・ゴンクール会長のもと、アンスティチュ・フランセ/在日フランス大使館にて、3月29日に発表される予定です。

 

候補作

 

 

Sorj CHALANDON, Enfant de salaud, Grasset
Clara Dupont-Monod, S’adapter, Stock
Abel QUENTIN, Le voyant d’Étampes, L’Observatoire
Mohamed Mbougar SARR, La plus secrète mémoire des hommes, Philippe Rey/Jimsaan (Prix Goncourt 2021)

 

日本ゴンクールのチョイスは

40名以上の先生方

日本におけるフランス文学の第一人者であり、生徒の読書や理解を助けるためにボランティアとして参加します。

井上櫻子(慶應義塾大学)、岩津航(金沢大学)、小川美登里(筑波大学)、小黒昌文(駒澤大学) 、笠間直穂子(國學院大学)、木内尭(名古屋外国語大学)、齋藤山人(日本大学)、佐々木匠(早稲田大学)、篠原学(大阪大学)、陣野俊史(立教大学)、杉原賢彦(目白大学)、鈴木雅生(学習院大学)、関未玲(立教大学)、中野芳彦(慶應義塾大学)、中畑寛之(神戸大学)、畠山達(明治学院大学)、平光文乃(大阪大学)、深井陽介(東北大学)、福田美雪(青山学院大学)、星埜守之(東京大学)、村石麻子(福岡大学)宮川朗子(広島大学)、山上浩嗣(大阪大学)

エリック・アヴォカ (大阪大学)、マリ=ノエル・ボーヴィウ(広島大学)、クロエ・ベレック(東北大学)、ヴァンサン・ブランクール(慶應大学)、ジャック・レヴィ(明治学院大学)

 

65名以上の学生

日本全国のフランス文学を愛する多くの学生たちが、半年以上かけてボランティアで日本ゴンクール賞の選考委員として参加したのです。

参加大学の一覧:大阪大学、慶應義塾大学、東北大学、金沢大学、筑波大学、駒澤大学、国学院大学、名古屋外国語大学、関西学院大学、九州大学、筑波大学、立教大学、日本大学、早稲田大学、東京大学、目白大学、学習院大学、神戸大学、京都大学、明治学院大学、中央大学、青山学院大学、広島大学、福岡大学

パートナー

日本ゴンクール賞の立ち上げに関わったすべての機関、特にアカデミー・ゴンクールとその会長であるDidier Decoin氏に感謝申し上げます。2022年は一般公開は見送られます。配信の詳細については、後日発表いたします。

 

                  

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  • 2022-03-29 - 2022-03-29