©五十嵐美弥

日本を代表する知識人、加賀乙彦氏の作品は、哲学的考察を通じ、人間存在を根源から問い直します。東京拘置所の医務官、フランス北部の精神病院勤務を経て、小説家デビュー。

アンスティチュ・フランセのメディアテークで行われる今回の講演では、いつ刑が執行されるかわからない日々を、狂気と信仰の狭間に生きる日本の死刑囚をモデルにした小説「宣告」(1979 年日本文学大賞受賞)について論じます。

また、本作のフランス語版(2016 年)を翻訳した笠井かおり氏がその経験について語ります。

講演会の後には加賀乙彦氏のサイン会が行われます。

 

 

この作品を通じて加賀乙彦は日本の時事問題でも
ある死刑のテーマを扱っています。本講演会は文
学のみでなく、日本の社会問題について語る機会
でもあります。

 

場所 : アンスティチュ・フランセ東京―メディアテーク
日時 : 2019 年 3 月 2 日〔土〕16 時~18 時
言語 : 日仏逐次通訳

入場無料・登録要〔40 名様限定〕
ご予約/お問合せ : tokyo.mediatheque@institutfrancais.jp (03-5206-2560)

満席となりました。

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02
  • 2019-03-02 - 2019-03-02
  • 16:00 - 18:00
  • 16時ー18時
  • 無料/要登録/定員40名
  • 03-5206-2560
  • アンスティチュ・フランセ東京 メディアテーク
    〒 162-8415
    新宿区市谷船河原町15 新宿区