© Clorinde Durand et Le Fresnoy – Studio national

アンスティチュ・フランセ東京 + アツコバルー arts drinks talk連携展
「オルタ-ナラティブ(Alter-narrative)|物語の編み目に」
ル・フレノワ『パノラマ』
ビデオ上映&アラン・フレシェールと前田真二郎による対談

 

『パノラマ』では、毎年、ル・フレノワ国立現代アートスタジオ(フランス北部トゥルコワン市/現代美術アーティスト養成機関)出身の若いアーティストたちによって制作された、映像、音、デジタルクリエーションの分野における50以上の未発表作品を紹介しています。

2010年から来日しているディレクターのアラン・フレシェールが、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)出身アーティストのセレクション上映と比較しながら、『パノラマ』について語ります。


ビデオ上映&アラン・フレシェールと前田真二郎(IAMAS)による対談(司会進行:四方幸子)

2月21日(金)15時
会場:アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ[東京都新宿区市谷船河原町15]
入場無料
フランス語・日本語(同時通訳付)
お問合わせ:アンスティチュ・フランセ東京(03-5206-2500)

 

●ビデオ・インスタレーション
2月22日(土)~3月9日(日)
会場:アツコバルーarts drinks talk[東京都渋谷区松濤1-29-1 クロスロードビル5F]
(水~土14時~21時/日・月11時~18時/火定休)
入場料:500円(ドリンク付き)
お問い合わせ:アツコバルーarts drinks talk(03-6427-8048)

 

アラン・フレシェール
1944年パリ生まれ。映画作家、小説家、芸術家、写真家。近代文学、言語学、記号学、人類学をソルボンヌ大学、およびフランス国立社会科学高等研究院にて学ぶ。在ローマ・フランス・アカデミーに滞在し、350もの映画(短編および長編フィクション映画、実験的映画、アート・ドキュメンタリー)を制作し、カンヌ、ヴェネチア、ベルリン、ロカルノなど世界各地の国際映画祭で紹介。1997年に、アートの実験複合施設として若い才能を迎える国立現代アート・スタジオ、ル・フレノワを設立し、以来、ディレクターを務める。

前田真二郎
映像作家。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)准教授。
1969年、大阪生まれ。京都精華大学大学院美術研究科修了。
映像メディアを「未知を発見する道具」と捉え、コンピュータを用いた自動編集による映像作品や、撮影行為をコンセプトに据えた映画を制作。代表作に、1日15秒のカットを1年間つなげてゆくインプロバイズド・シネマ「日々”hibi”13 full moons」がある。
WEBムービー・プロジェクト”BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW”が、第16回文化庁メディア芸術祭・アート部門にて優勝賞を受賞。“SOL CHORD” スーパーバイザー。

四方幸子
京都府生まれ、東京在住。「拡張されたキュレーティング」を提唱。多摩美術大学および東京造形大学客員教授、IAMAS(国際情報科学芸術アカデミー)非常勤講師。アツコバルー arts drinks talkアーティスティック・ディレクター、SIAF 2014(札幌国際芸術祭)アソシエイト・キュレーター。アートと科学を横断する数々の展覧会やプロジェクトをキヤノン・アートラボ(1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTT ICC(2004-10)キュレーター、またインディペンデントとして国内外で実現。最近の活動に「ミッションG:地球を知覚せよ!」展 (ICC、2009-10)、カールステン・ニコライ+マルコ・ペリハン「polar m」展(山口情報芸術センター、2010-11、共同キュレーター)、「Possible Water|<コモンズ>としての未来」展(東京ドイツ文化センタ-、2012)、第7回ソウル国際メディアアート・ビエンナーレ「メディアシティ・ソウル 2012」(共同キュレーター)、ウーバーモルゲン「クラフト|エネルギーの学校」展(アーツ千代田3331、2012)、「Money after Money|信用ゲーム 2013」展などがある。国内外の審査員・共著多数。

 

●『横浜フランス月間2014』関連企画
2014年6月20日(金)~29日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペース
ビデオ展「きみはそこにいる?」
キュレーション:クリスチャン・リゾ/協力:ル・フレノワ(国立現代アートスタジオ)

 

 
02
21
  • 2014-02-21 - 2014-02-21
  • 無料(アツコバルーは入場料500円(ワンドリンク付))
  • 03-5206-2500(アンスティチュ・フランセ東京)

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