作家パトリック・ドゥヴィルは、世界の国々を旅する大旅行家でもあります。また、1996年にサン=ナゼール外国人作家・翻訳家会館(MEET)を創立し、現在もそのディレクターを務めています。ドゥヴィルの作品は、既に10ヶ国語に翻訳されました。フランスのスイユ社からは三部作、Pura Vida(2004)、Equatoria(2006)、Kampuchéa(2011)が刊行され、2012年に発表された『ペスト&コレラ』(みすず書房、2014)は同年のフェミナ賞、FNAC小説賞を受賞しています。
中央大学教授ミカエル・フェリエは作家として活躍しています。日本についての小説、エッセイを多数出版し、今年の8月末に刊行された新作Mémoires d’outre-merでは伝記小説に挑みました。
それぞれのエクリチュールの経験と作品を通して、私小説との差異と対立から生まれる新しいジャンル《l’exo-fiction》について、二人の作家が語り合います。
表象文化・イメージ論を専門とする研究者であり、早稲田大学教授である千葉文夫が司会を務めます。
当館での関連イベント : パトリック・ドゥヴィルによる言葉のワークショップ
11月8日(日) 10:00~12:00 メディアテークにてパトリック・ドゥヴィルによる言葉のワークショップを開催いたします。
詳細はこちらのページをご覧ください。
東京都内の会場 での関連イベント:
講演会 : 話における虚構、歴史や回想録
11月5日(木)|18:00~19:30 : 学習院大学(570号室)
パトリック・ドゥヴィルによる、彼自身の小説についての講演会を行います。司会は学習院大学教授ティエリー・マレです。
入場無料|フランス語
お問合せ : 学習院大学 (03-3986-0221)
- 2015-11-02 - 2015-11-02
- 18:00 - 20:00
- フランス語(日本語同時通訳付)
- 無料
- アンスティチュ・フランセ東京受付 03-5206-2500
-
アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
〒 162-8415
東京都 新宿区市谷船河原町15 東京
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