読むことは旅すること、旅することは読むこと”  ヴィクトル・ユゴー

 

本選びに迷っている方、驚きを感じてみたい方、フランス語の古典的作品を読み直したい方、あるいは、好奇心に駆られた方、この冊子はそんな貴方のために作られました!

 

 

自由と平等を語る80冊のフランスの本、フランス語圏の書籍を、各界で活躍する10名の女性の皆様に推薦いただきました:岸惠子、コシノジュンコ、朝吹真理子、上野千鶴子、三浦まり、渡邊あゆみ、矢田わかこ、松尾亜紀子、小田舞子、相川千尋.

特別寄稿 :

  • シルヴィ・ルボン・ド・ボーヴォワール(シモーヌ・ド・ボーヴォワールの養女、哲学者): “選択の自由は女性に属しており、またそうでなければならない”
  • 岸惠子(女優、作家) :“女性解放?では男性は解放されているの?人間は精神の自由に向けてもっと解放されなければならないと思う”

 

 

解放について語る本、熟考を促す本、答えを出す本、他の世界に誘う本、1人で読む本、分かち合う本、子供に夜読みきかせる本、漫画、生き方のヒント !

1 : フランスを代表するフェミニスト
シモーヌ・ド・ボーヴォワール
モナ・ショレと魔女

2 : 女になる
子どもの本
さまざまな生き方
もっと深めたい方に : 日本未発売の本 原書に挑戦しても

: 女であること
人生のさまざまな年代
フランス文学の偉大な女性作家たち : フランソワーズ・サガン、マルグリット・デュラス、アニー・エルノー、エレーヌ・シクスー
新しい声と表現の形
もっと深めたい方に : 日本未発売の本

4 : 女性たちの闘い
まず読みたい、闘う女性たちの作品
虐待と暴力
もっと深めたい方に : 翻訳が待たれる本、原書に挑戦


フランス大使館文化参事官・アンスティチュ・フランセ日本代表,

ステファンヌ・マルタン

男女平等と読書の振興は、どちらもフランス政府の優先課題です。フランスはフェミニスト外交・文化外交によって国際的にもこの課題に取り組んでまいりました。現在、新型コロナウイルス感染症により、男女の不平等が広がり、女性たちの状況はより不安定になりました。旅行もできなくなり、対面での交流も制限されています。しかし、ヴィクトル・ユゴーが言ったように、「読むことは旅することであり、旅することは読むこと」です。この小冊子では、日本の著名人の方々に男女平等にかんするフランスの出版物をご紹介いただきました。コロナ禍の今だからこそ、読書を通じて豊かな世界を発見していただければと思います。


冊子の入手方法:

このリンクからダウンロード頂けます :

Livres francais libres et egalitaires

アンスティチュ・フランセ日本の全国の拠点で 2022年1月より配布します。

2022年3月の国際女性デーに合わせて、紀伊國屋書店(札幌、横浜、梅田、福岡、タイムズスクエア洋書専門店)で本冊子に掲載された書籍を中心にブックフェアが開催されます。

代官山蔦谷書店で2022年1月より配布予定。

 


アンスティチュ・フランセ日本より、本冊子の作成にご協力を賜りました全ての方ご寄稿頂きました方々に心より御礼申し上げます。またご協力を頂いた出版社様と書店様にも感謝申し上げます。

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  • 2021-12-24 - 2022-12-24
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